テキスト 1

最近は中国語を勉強するための本が驚くほどたくさん出ていて、これから中国語を勉強する人たちはほんとうにうらやましいです。逆にどれを選べばいいのか迷ってしまうこともあります。

私が中国語を勉強したとき使ったテキストはこちら。リストの本は絶版になっているものが多くて時代を感じますが、今でも使われ続けている本も何冊かあります。そういう息の長い本をまず手に取ってみるというのも1つの選び方かもしれません。

日本のテキストと中国のテキストに分けてご紹介します。

日本のテキスト

北京放送 やさしい中国語

 
北京放送 やさしい中国語
北京放送局日本語部 (編集)
【教科書】一番最初に使ったテキスト。先を急がず、ていねいに勉強できます。

新中国語 (下)

 
新中国語 (下) (日本語)
劉 山 (編集)
【教科書】今では古いイメージがある、オーソドックスな教科書。1つの文法項目にかける時間が長く、最終的には力がつきます。

新しい中国語語法

 
新しい中国語語法 (日本語)
ツンシー ルー(著), 藤山 和子(著), 中山 時子(著)
【文法】図解で直感させるのではなく、例文を多くあげ、理解させるタイプの文法書。

Why?にこたえるはじめての中国語の文法書

 
Why?にこたえるはじめての中国語の文法書 (日本語)
相原 茂(著), 石田 知子(著), 戸沼 市子(著)
【文法】様々な工夫があってわかりやすい。1冊目の文法参考書に。

一歩すすんだ中国語文法

 
一歩すすんだ中国語文法 (日本語)
荒川 清秀(著)
【文法】中級以上向け文法書。「中国語の語感」のヒントを得ることができます。

通訳メソッドを応用した中国語短文会話800

 
通訳メソッドを応用した中国語短文会話800
長谷川 正時(著)
【会話】会話力アップには、文字を使わずインプット・アウトプットすることが絶対必要。

中国語実習コース

 
中国語実習コース(CD2枚付・新装版) (日本語)
張 乃方(著)
【会話】この厚さの本でCD2枚とボリュームがあり、ぶつ切りでない会話に進めます。

ヒアリング入門中国語を聞き取る12のレッスン

 
ヒアリング入門中国語を聞き取る12のレッスン (<テキスト>)
塚本 尋,劉 穎(著)
【聴力】まだヒアリング専門教材が少なかった頃のもの。臨場感がある音声です。

ミンミン 父との旅路

 
ミンミン 父との旅路 (NHK CDブック)
瞿 新華(著), 史 美俊(著), 陳 真(翻訳)
【聴力】引き込まれて一気に聴いた、忘れられないドラマ。

中国語放送聞き取り実践教室

 
中国語放送聞き取り実践教室 (日本語)
井坂 孝雄(著)
【聴力】今はネットで聴く時代ですが、ラジオニュースの基礎は昔も今も変わりません。

中国語中級作文

 
中国語中級作文 (日本語)
程 美珍(著), 高橋 海生(著)
【作文】会話力アップのため、サイトトランスレーションに使った問題集。

中国語作文のための短文練習―中文造句

 
中国語作文のための短文練習―中文造句 (日本語)
中山 時子(著), 飯泉 彰裕(著)
【作文】まとめがわかりやすく、フレーズから文へと、順を追って勉強できます。

中国語作文

 
中国語作文 (日本語)
竹島 金吾(著), 賈 鳳池(著)
【作文】問題数がとにかく多い。全部をやりあげたときの達成感は最高でした。

中国語の手紙

 
中国語の手紙 (日本語)
張 乃方(著)
【手紙】正しく通じればそれでいいんですが、手紙独特の美しい表現にはあこがれます。

中国 掌の小説選

 
中国 掌の小説選 (日本語)
相原 茂(編集)
【読解】ちょっとおしゃれな作品ばかり。翻訳の練習にも使いました。

しくみで考える 中国語読解教室

 
しくみで考える 中国語読解教室
今冨 正巳(著)
【読解】正確な読解の練習は、地味でも大きな力になります。

トレーニング中国語―練習中心

 
トレーニング中国語―練習中心 (<テキスト>) (日本語)
竹島 金吾(著)
【総合】中級の力を固め、上級へステップアップするための定番テキスト。

中検準1級・1級問題集 2019年版

 
中検準1級・1級問題集 2019年版 (日本語)
中検研究会(編集)
【総合】試験を受けるためには過去問をやってみるのは必須。

中国語学習ハンドブック

 
中国語学習ハンドブック
相原 茂(著)
【総合】中国語を知るには、中国についても知っておくべきです。

日中・中日通訳トレーニングブック CD付

 
日中・中日通訳トレーニングブック CD付
高田 裕子(著), 毛燕(著)
【通訳】具体的でていねいな指示に従って、通訳練習がスタートできます。

中国のテキスト・教材

吕叔湘《现代汉语八百词》商务印书馆
【文法】文法で困ったら、何はともあれ「八百詞」にあたるのが常識でした。

刘月华《实用现代汉语语法》商务印书馆
【文法】文法項目ごとに詳細に解説を加えた、本格的な文法書。

潘兆明《汉语中级听力教程(上) · 同(下)》北京大学出版社
【聴力】問題を解きながら、自然に何度も聞き返す構成になっています。

孟国《汉语实况听力(初阶)(中阶)(高阶)》北京语言文化大学出版社
【聴力】中階・高階より、むしろ初階の短い会話のほうが難しい。歯ごたえのある教材。

章纪孝《高级汉语口语-话题交际》北京语言学院出版社
【聴力】1つの話題についてかなり長い文が読まれます。語彙力が必要です。

李菊先《秦淮人家-中高级汉语视听说教程(上) · 同(下)》北京语言大学出版社
【聴力】留学中に使ったテキスト。ドラマを見ながら聞き取りの練習をします。

马树德《现代汉语高级教程(上) · 同(下)》北京语言文化大学出版社
【閲読】こちらも留学中に使ったテキスト。すごい語彙量です。

倪明亮《中国汉语水平考试应试指南(初中等) · 同(高等)》北京语言文化大学出版社
【総合】HSK対策本。これだけの分量をきちんとこなせばかなり自信になると思います。

リストアップすると、聴力教材が多いです。日本で出版されたリスニング教材は音質もいいし、発音もはっきりしていて、何より遅いので、これだけを使っていたのでは中国人との会話に耐えられる聴力はつきにくいと思います。ある程度のレベルになったら、中国で出版された教材をぜひ使ってみてください。

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