Trados Liveを使ってみた

翻訳

Tradosを使い始めて2年くらいになります。Tradosはローカルでしか作業できなかったのですが、オンラインで作業できるTrados Liveがリリースされたというので、オンラインセミナーを受けました。

オンラインで翻訳メモリを共有できるし、ブラウザでも作業できます。Memsouceに近くなったなという印象。デスクトップとノートパソコンで翻訳メモリを共有できるのは便利。さっそくセミナー後に試してみたのですが、気になる点がありました。

1つめは、翻訳をするための準備として、翻訳メモリと用語集のほか、使用する機械翻訳を指定してパッケージにすることです。私は複数のクライアントとの契約で機械翻訳を使わないことになっているので、これはいらない。試しに機械翻訳を指定せずに(スルーして)パッケージを作ろうとしてみたのですが、できませんでした。

もう1つ。機械翻訳を使わないという契約のないクライアントさんの仕事(日本語→中国語)を、試しにパッケージを作ってオンラインでやってみたのですが、非常にしばしばフリーズしたり、落ちたりするのです。1度は、そこまでやった翻訳がすべて消えてしまいました。もう嫌気がさして、全部一からやりなおしました。日本語-中国語ペアってアプリへの負担が重いんでしょうか?結局、何が悪かったのか、原因はわかりません。

Tradosをそれほどガンガン使いこなしている方ではないので、2つの問題ともに、何か回避する方法があるのかもしれませんが、それをどこに聞いたらいいのかもわからないし、これまで使っていなかった機能なので、なくてもいいか…という気持ちが先に立ってしまいました。

というわけで、たぶん画期的な解決策がわからない限り、Liveは使いません。今まで通りローカルで、機械翻訳を使わずにやっていきます。それでも、翻訳メモリは便利なので。

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