翻訳の仕事をメールでやりとりするようになった頃、フリーメールはセキュリティ上NGという会社が結構ありました。それ以前からniftyを使っていたし、そんなわけでずっと使い続けているんですが、他にもなんとなくアドレスが増え、最近は一括管理できるgmailに統合してウェブから送受信していました。
出先でもインターネットにつながったパソコンさえあればメールの送受信ができる環境はものすごく便利で、メールクライアントはもう数年使っていませんでした。
ところが…nifty側がセキュリティを強化しているらしく、受信したメールをgmailに転送して見るのは問題ないのですが、gmailからniftyのアカウントでメール送信できなくなってきてるのです。これまでに2-3回そういうことがあって、そのたびに設定を変えて違うサーバーを経由したりしてたんですが、最近また送れなくなってしまいました。
昨日、翻訳会社から「納品されてない」と電話が入り、その時点ではエラーメッセージもなかったんですが、もしやと思ってgmailアカウントから送ったら届きました。そして今日になってエラーメッセージが届き、やっぱりnifty側の仕様が変わったらしいとわかりました。
また設定を変えればいいのかもしれませんが、去年の夏にもやったばかり。こんなに頻繁ではもうめんどくさいし、また仕様が変わったときに気づかずに納期をしくじるリスクがあります。
それから、中国と「谷歌」は仲がよくないので中国ではgmailにほとんどつながりません。先日はまったくつながらなくなったというニュースが出たほどですから、niftyをやめてgmailをメインにするのも怖い。そんなにしょっちゅう中国に行くわけではないですが、いざ行くとなって準備に追われているときに「メールをどうしよう」と考えるのがもっとめんどうです。
そんなわけで「ウェブでgmail」体制一本槍をあきらめ、この体制になる前に使っていたthunderbirdを導入してgmailと同期させながら使うことにしました。まあ試行錯誤になると思いますが、とにかく仕事上のミスにならず、その上でなるべく便利な方法を探ります。
ところで、他に何かいい方法はないかなと思って一応調べたんですが、「中国でもthunderbirdならgmailを問題なく送受信できている」という情報があって、実際に確かめないとわかりませんが、もし本当ならベストチョイスってことですね!
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