NHKのほかにやっているのが、南方周末を読むことです。この新聞は物議を醸すことが多く、いろいろ圧力もあるのか、「以前に比べて鋭さがなくなった」と聞くことも多いですが、相変わらず面白い新聞だと思います。
私は外国語で小説を読むことはほとんどありません。小説を読むときは頭を使わずにダラ~ッとしたいし(小説読むのにエネルギー使わなきゃならないレベルってことですね)、あとは飛ばし読みができないんです。
わからない単語を飛ばすと、その場面の雰囲気がちゃんとわからなくなってしまう気がするんです。小説はストーリーよりもそういうのが面白いと思うので、飛ばさなきゃならないことにいら立つというか。新聞や内容がわかりさえすればいい文章だったら平気で飛ばし読みできるので、やっぱり小説に限ったことなんでしょう。飛ばし読みをすると、飛ばした単語はいつまでも知らないままになってしまうのも悔しいです。
かといっていちいち辞書をひきながら、ではもっと面白みなくなっちゃう気がするので、自然と小説は読まなくなりました。
代わりに…というのもヘンですが、読んでいるのが南方周末というわけ。ストレートニュースとは違う、ちょっと掘り下げたドキュメンタリー的な記事が面白いし、たまにシリーズになることもあって、それを追っていくのも楽しいです。
iPod touchでは、iNFZM News Reader-南周阅读器というアプリを使って、ひまなときに気になる記事をざっと読みます。もうちょっとちゃんと読みたいと思ったらアプリの機能を使ってevernoteにその記事を送っておきます。そしてパソコンでその記事をpdfにしてdropboxに入れ、i文庫Sという読書用アプリで丁寧に読みます。
なんで一手間かけるかと言うと、i文庫Sにある「しおり」機能を使いたいから。気になる単語やフレーズを指定すると画面上にはマーカーがつきますし、それをまとめてevernoteに送れるので、everwordで単語帳にすることもできます。記事自体がそれほど長くなく、負担にならないのでスキマ時間に再読することもありますが、そのときはマーカーのついた部分に注意して読みます。
ipod touchのアプリは便利なものが多くて、もう紙もえんぴつも辞書もパソコンも使わずに、これだけで勉強できるような気がしたときもありましたが、やっぱり少しは手をかけないとダメですね。それでも教科書、紙辞書、単語カードの時代に比べれば夢のようですし、ちょっと手をかけることで定着率が上がる気もします。
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