紙辞書

ごぶさたしてます。うっかり1ヶ月もたってしまいました。

まだ花粉舞う東京で2週間ほど過ごしていたんですが、とくに忙しかったというわけでもなく。まあ、ぐずぐずと更新してなかっただけです。

地震と原発のおかげで今年度前半は時間だけはたっぷりありそうなので、腰をすえて勉強しようかと思ったりしています。仕事の勉強のようにあわててやる必要もないし、ゆっくり紙辞書でもひきながらぁ~。

なんてやっていたら、急にあることに気づきました。電子辞書である単語をひくとき、ふつうはピンインでひきますよね。そうすると、目的の単語の前後に表示されるのは、発音が近い単語。発音以外の関連性はあまりありません。でも、紙辞書で単語をひくと、目的の単語の前後に出ているのは、1文字目の漢字が目的の単語と同じ字の単語。辞書をひいて、目的の単語の前後にあって「ついでに」見ちゃう単語が、電子辞書と紙辞書では違うわけです。中国語の最小単位は漢字なので、1つの漢字からの広がり(近义词とか…)は漢字を軸にするほうが関連性が強くて、参考になるものが多いんじゃないか。

こんなの、あったり前のことなのに、これまで気づいていなかった…!

紙辞書の善し悪しについて、いろんな意見がありますが、漢字をベースにしている中国語と音(つづり)をベースにしている言語では、紙辞書を使うことに違う意味がありそうな気がします。

効率よく目的の単語の意味を知るには電子辞書が手放せませんが、自分の中国語を深めるためにじっくりやる勉強では、紙辞書を使ってまわりの単語に気を取られながらやるのがいいんじゃないかなと思ったのでした。

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