中国なんて大嫌い

以前短期留学していた同学が荷物(日本食!)を送ってくれた。以前別の荷物が来たときには大学の門の脇の事務室に届いていて、そこへ行けばよかったのだが、今回はなぜか「包裹領取処」まで取りに来いという。

昨日、精読の先生が居合わせてどのバスで行って、どこで降りて、どれくらい歩くかを詳しく教えてくれたので、間違わずに行けた。

「包裹領取処」は女の人が1人いるだけだった。1人のおじさんが伝票を渡して探してもらっている。伝票には荷物の仕分け番号が書いてあるのだが、荷物置き場中全部を1つ1つ見てまわっている。番号順に並べ換えるとかいうことは全くしていないらしい。10分くらい探し回ったが見つからない。最後におじさんが、「おい、そこに見えてる赤っぽい箱ってそうじゃないのか?」というと、果たしてそれがそうだった。女の人は「伝票が張ってあるほうが向こう側にあるからわかんないわよ」と言う。要するに見えてるとこしか見てないのだ。

私の次に来た女の子に横はいりされないように体でブロックしながら伝票を出すと、「身分証明書の番号を書け」と言う。だったら伝票にそう書いておいてくれ。パスポート番号を書くと「パスポート?」といぶかしげだ。でもパスポートは十分身分証明書になるから、ダメなわけない。そしたら今度は「名前を書け」という。伝票のあて先欄に私の名前が書いてあるし、受け取る際にはサインしろと書いてあったからサインもしてあったし、何をそれ以上名前を書く必要があるのか。わざとらしく舌打ちして大きく名前を書いてやったら、小さな伝票に同じものが3つ書いてあることになった。さすがにもう何も言わなかったが、その様子を見て、もともと書いてあったやつを私の名前だとは思ってなかったのかもしれない、と思った。

それからそこらに放り投げてある荷物をまたあっちこっちに放り投げて道を作る。お客様の荷物を丁重に扱うという概念はかけらもないらしい。しかも両手で持てば簡単に持てるものでも無精して片手で持とうとするから持てなくて何度も失敗し、自分でいらいらしている。やっとのことでロッカーにたどり着くと中から私の荷物を出してくれた。外国からのものはロッカーなのだろうか。やれやれ。

いつもいつも思うけど、どうしてこうなんだろう。中国がもっとも嫌いになる一瞬である。

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