時間があっても

shrimpさんの自主トレ日記その5がアップされた。

「参加者に必要なのは中国語力よりも「時間」だと言える。」との1文に思わずうなずいてしまった。この間も学習会で友だちと「どうやって勉強時間を作るか」という話になったところだ。

彼女も主婦なので(とはいえ、なんちゃって主婦の私とは違い、彼女は小学生の男の子をかかえる正真正銘の働く主婦である)、時間があるようでない、時間がこま切れになる、という愚痴で一致した。ちまたのノウハウ本に「こま切れ時間をどう使うか」なんていうのがあるくらいで、こま切れ時間に困っている人は多いんだと思う。

私は、どちらかというとエンジンのかかりが遅いほうである。なんちゃってアスリートだった頃、このために大会の1ヶ月くらい前から気持ちが大会モードに入ろうとし、2週間前くらいからテンションが高くなってまったく眠れないということが続いて参った。それでちょっと訓練(メンタルトレーニングっすよ)し、事前に準備さえしておけばわずか30秒で一気にトップモードにもっていくことができるようになった。今でもたまーに役立つときがあるのだが(中国語スピーチコンテストなんかでは役立ちましたねえ)、それは残念ながら、何か準備をしたうえでのパフォーマンスに限られ、日常生活の切り替えにはちっとも役立たない。したがって、私は今でもふとんに入ってから寝つくまでに最低30分はかかってしまう。

こま切れ時間しかない上に、気持ちがいざ勉強にとりかかるまでのアイドリングの時間がさらに必要なんである。ついさっきまでお茶碗洗ってて、30秒後には一気に勉強モードでバリバリ听写やれたらどんなにいいだろうなあ。

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コメント

  1. えびよめ より:

    はぁ、わかるなぁ。
    私もアイドリング長すぎ、というか、
    ずっとアイドリングな気がする。。。
    エンジンかかってしまうと調子がいいけど、
    かかるまでの盛り上げが大変なんですよねぇ。
    切り替えがちゃんとできる人が、
    能率のいい人ってことなんでしょうね。。。憧

  2. cowley より:

    >かかるまでの盛り上げが大変なんですよねぇ。
    そうそう。盛り上げには気持ちの問題だけじゃなく、グッズとかの形の問題もあるんですよ。かくして、使ってない教材の山。

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