新しい同屋

新しい同屋はまたまた韓国人。前期は5班だったそうなので、中級の上くらいかな? 会話は全部中国語でOK。語彙をいいかえなきゃならないこともない。

しかも彼女、めちゃくちゃ真面目。前期に同じ5班だった日本人も「彼女、真面目でしょ~?」と言ってたので、定評があるみたいだ。私が見る限り、ほとんどずっと勉強している。

もう大学は卒業していて、もう少し中国語のレベルをあげてHSKでいい成績をとり、帰って就職する、という計画のようだ。ここの授業は今の自分には効果がないみたいなので、これから半年は精読を1つ受講して、あとは家教を頼んでHSK対策と会話練習をすると言っている。

よくありがちな「授業はとっているのに出ない」「中国にいるのにHSKの問題集だけしかやらない」というのと違って、中国にいるメリットも生かしつつ自分で計画を立ててやってるようだ。

それにしても、韓国のHSK信仰はすごい。中国語専攻ならHSK8級とってないとろくな就職がない、という現実を前にしたらそうするしかないんだろうけど。彼女なんか、それがなければもっと柔軟性のある勉強のしかたで中国留学を生かせるだろうと思うけど。

逆に日本は、HSKの成績が就職で評価されるということはまずないだろう。自分でモチベーションをもち、留学生活を生かしてHSK10級とって就職活動しても、留学ならぬ遊学でたいして中国語も上達しないまま帰国した人と差がつかないとしたら、ふつうは勉強する気しない。やっぱりある程度のプレッシャーは必要だ。

私も大学から「留学する以上、これくらいの成績とって来い」とか言われたほうがいいかもしれない。…自戒。

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