大塚国際美術館へ

一人旅してきました。

行先は徳島県鳴門の大塚国際美術館です。ミーハーで恥ずかしいのですが、YouTubeで「山田五郎オトナの教養講座」をずっと見ていて、美術展に行くようになりました。いろいろ見たいけど、気軽にヨーロッパへ行けるわけじゃないので、せめて大塚国際美術館へ行ってみよう!と思っていて、今回やっと実現したわけです。

どうせ複製でしょ、という意見もありますが、そういう人は図録も映像も見ないんでしょうか。複製上等じゃないですか、たくさん見て幸せになりたいです。

1日目は朝早く出発し、新神戸からバスに乗って10時すぎに美術館に到着、さっそく見始めました。2日間見る予定なのでゆっくりと。スタートからすぐ、聖ニコラオス・オルファノス聖堂がよかった。入った瞬間のぞくっとする感覚はなんだったのでしょう。スクロヴェーニ礼拝堂もしんとしていて、よかったです。そこへ小さい子がキャッキャ言いながら走って入ってくるのも、なんかよかったです。聖堂、好きです。

朝早かったので、地下3階を見終わったところでお腹がすいてお昼にしました。地下2階に上がり、カフェ・ド・ジヴェルニーのヴィーナス・カレーと、休日気分を味わいたくて、ノンアルコールビールをいただきました。ここは明るいカフェで気持ちいいですよ。

地下2階は私の好きなバロックがあるので、あわてずにゆっくりと。カラヴァッジョの「聖マタイの召命」いいですねえ~。やっぱりミーハーですね。この階はほかにも「アテネの学堂」「最後の晩餐」「ラス・メニーナス」「夜警」ルーベンスの「キリスト昇架」さらにフェルメールと、ここだけでもう頭がぱんぱんになります。

ちょうど閉館になったので、美術館近くのホテルへ移動。おいしい鳴門の鯛をいただきました。絶品です。

翌朝は、ホテルから見える朝焼けからスタート。美術館の開館に合わせて入れるように出発します。

今回の見学で一番の衝撃は「ゴヤの家」でした。「我が子を食らうサトゥルヌス」は知っていても、14枚の「黒い絵」をすべて見て、「カルロス4世とその家族」のきらびやかさとの落差に、ゴヤの人生にただごとではない何かが起こったと、解説ではなく、初めて自分から思い至ることができました。ちょっとゴヤについての本を読んでみようと思います。

地下1階の目玉はゴッホのひまわり。特に戦争で焼失した1枚が、残っていた写真から復元されています。戦争の理不尽と技術の進歩が交錯した1枚です。もう1つの目玉は印象派で、心なしか、地下1階はほかの階より人が多い気がしました。

地下1階が終わったところでスタンプをもらって一時退館し、バスで「渦の道」へ行きました。やっぱり渦潮見たいですよね。干潮の時間帯をねらって行ったのですが、残念ながら大きな渦は見られず。ガイドさんも「今日はあんまりはっきりしませんね」と言っていました。なんとかかんとか、左下に小さ~い渦が見える写真が撮れました。まあこんなものかな。

バスで美術館に戻り、スタンプを提示して再入館。残りの近現代を見ます。近現代はさほど好きではないのですが、ピカソは特別でした。

最後に売店で記念品を買いました。美術展に行ったら1枚だけ絵ハガキを買うことにしているのですが、ゴヤもカラヴァッジョもない…泣。しかたないので、珍しい環境展示だし、最初にビリビリっときたので聖ニコラオス・オルファノス聖堂にしました。あと、輸入絵ハガキの中に、ミッフィーが展覧会でレンブラントの「夜警」を見ている場面というコラボ絵ハガキがあったので、思わず買ってしまいました。そうそう、ミッフィーはオランダの子でしたね。

夕方のバスで美術館を後にしました。もう本当に満足。思ったより気軽に行けるので、ぜひ再訪したいと思います。絵の横の説明を読んでいると時間が足りないし、読み始めると読まずにいられなくて、説明を読みに来たのか絵を見に来たのかわからなくなってしまうので、極力説明は読まないことにしています。でもやっぱり知識がないし、知らないことが多い。今度は美術史をもっと勉強して来ようと思います。今回も少しは勉強したんですよ。予習に使った本はこちら。

とにかく楽しかった。いい旅でした。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました