台湾旅行 その3

日々のこと

実はこのあたりで、デジカメがバッテリー切れしてしまいました。スマホやケータイのカメラもきれいになったとはいえ、やっぱりデジカメのほうがきれいですよね…ショック。まだもつと思ったのに、思いの外たくさん撮ったようです。でも海外旅行用スマホと日本との連絡用ガラケー(カメラ機能充実)を持っていたので、とりあえず撮影は可能でした。今度から気をつけよう。

九份ではとりあえず阿妹茶楼(あめおちゃ)です。

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やわらかい風に吹かれてたわいもないおしゃべりをする時間が楽しくて楽しくて。お茶ももちろん香りがよくておいしく、女3人あれこれ考えた結果、このおいしさのコツは①素焼きの急須を使う ②お茶の葉をけちらない ③沸騰したお湯をかけて十分蒸らす の3点ではないかという結論に達しました。

特に②ですが、6煎くらい淹れて新しい葉っぱに替える時、こんな小さな急須から右の青いどんぶりに山盛りになるほどお茶っぱが出てきてびっくりしました。けちっちゃダメです!

夕暮れを見たかったんですが、なかなか太陽が落ちてこないので、あきらめて街をぶらぶら。そしたら、雑貨やさんとも骨董やさんともつかないお店から日本語のカラオケ「柔」が聞こえて来ました。もちろん台湾の方、60代の女性です。傍らでは歌に合わせて70代の男性が二胡を弾いてます。

思わず入って話しかけたら流暢な日本語で「日本の演歌が大好きです」と言って、次は「涙そうそう」を歌ってくれました。男性の方も、これまた流暢な日本語で「この二胡は自分で作りました」と見せてくれて、なんと手作り二胡だったんです。お友だちがその二胡をちょっと弾かせてもらったりしてひとしきりおしゃべりしました。

店にある品物を説明するわけでも売り込むわけでもなく、まったく商売っ気なし。ホントに演歌が好きなんですねえ。

そんなことをしている間に日が暮れてしまったので(夕暮れを見逃してしまった)、ホテルへ戻ることにしてタクシーを拾いました。でも少し走ると、運転手さんが突然道ばたに車を止めてしまいました。あれ?と思ったら、「ここから九份の夜景が一番きれいに見えるんだよ」と教えてくれました。私たちのために、わざわざ止めてくれたんです。「この道を車で通る人しか見られないから、必ず教えてあげることにしている」とのことです。

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ああ、かえすがえすもデジカメのバッテリーが! でも実際に見る景色が一番きれいなんですけどね。

 

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