西安のきっぷ事情

帰国は瀋陽から札幌までの航空便なので、瀋陽まで行かなければならない。最初は列車で瀋陽まで行ってみようかなどと考えていたが、4日頃からきっぷ売り場にもんのすんごい列ができていてとても買える気がせず、飛行機にしてしまった。

今日、知っている中国人学生に会ったら、彼女は広州の出身なのだが、きっぷを買うために並んだけど時間切れで1日目は買えず、2日目は早めに並んでやっと買えたと言っていた。きっぷのために2日がかり…。

なんとCCTVのニュースでも「西安ではきっぷがなかなか買えない」といって取り上げられており、いつも行く漢唐書城という本屋の横のきっぷ売り場の列が写っていた。

大学生が今週いっぱい、つまり13日までで試験が終わり、14日土曜日から帰省が始まる。学生の帰省きっぷは10日前から買えるらしく、それで4日頃から混んでいるのだ。しかも、西安は全国で一番大学の多い町だそうで、つまり大学生もすごく多いということ。だからすごい列になっているわけだ。CCTVのニュースでは、「西安は学生が多いため、一般人のきっぷ購入に支障をきたしている。大学で一括購入するなど対策を整備しなくてはならない」と言っていた。

実際に中国に来てみないとわからないことってまだまだいくらでもある。

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コメント

  1. Shira より:

    使っている教科書の第一課は
    寒假过得很开心
    でした。本文に
    车票太难买了,所以晚了几天。

    cowleyさんの記事を読んで、なるほどと思ったことでした。

  2. cowley より:

    学校の前の通りにきっぷを売る窓口があるのですが、今日昼休みにその前を通ったら、窓口のまわりに「きっぷ譲ります」の張り紙が所狭しと貼られていました。どうも払い戻しという制度もなさそうです。

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