1週間分の授業やレッスンの準備をする。手順を決めたり、音声教材を準備したり、プリントを作ったり。ここんとこ、週末の半日はこれでつぶれる。
中国語講師というのは中国語の専門家なんだと思うけど、私は今のところ入門・初級くらいの人に発音の練習をさせたり、基本構文を説明したりだけなので、自分自身の中国語力アップに即つながるというわけではないようだ。昨日お会いした中国語の先生も「毎日毎日朝から晩まで中国語漬けなんだけど、自分はすごく力が落ちてる。聴力なんて、もう悲惨」とおっしゃってた。もちろん冗談半分だと思うけど、なんとなくわかる。
しかし1つだけいいことが。生徒たちは、人前で芝居がかった中国語を大声で練習するというのは恥ずかしいようだ。CDが使えないクラスもあるので、何回も練習させようとして見本を示してやる私が、結局一番たくさん発音練習をしているんである。
志緒野マリさんの『たった3ヵ月で英語の達人―留学なんて無駄!お金のかからない速習法 (祥伝社黄金文庫)』という本の中にも、英語教室の先生をやった経験を書いたくだりがあって、お金をもらって発音がうまくなったと書いてあったけど、確かにそうです。
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コメント
>見本を示してやる私が、結局一番たくさん発音練習をしている
大賛成です~。自分もやってるとそうですもんね。
自分が教える段階になって、かつて曖昧だった?発音も、
構造として理解するために色々勉強しなおしたり、
さらに特訓を繰り返したりして。
生徒の前で発音するときは緊張しますね。
みんながきれいに発音してくれると、やっぱりうれしいです。