お昼を食べながらしゃべっているとき、少し年配の女性の留学生に「ここまで勉強してきて、今後の目標は何? HSKの11級とか?」と聞かれた。それも取れるに越したことはないけど、それが最終目標でもないし、そのために勉強しているというわけでもない。さあて、目標ねえ。
今日に限らず、いろんな人に今後はどうするのかと聞かれる。まあ考えて答えが出るものでもなし、とりあえず留学して勉強してから考えるか、と思ってやってきた。今もとりあえず帰って大学院を卒業してから考えるか、と思っているのだが、いつまでもそうも言っていられないという気もしている。
もともと武術の活動に便利だからという理由ではじめた中国語だし、だからこそやる気のある大学生なら4~5年で到達するレベルに10年以上かかっても別にかまわなかったわけだ。しかし、大学院に入り、留学しようという気になった頃から、自分の中での中国語の位置が変わって来ていると思う。たぶん、今の自分のレベルに満足できず、さらに勉強しようと思えばできるのにしないということに我慢できなかったのだろう。
今はあとのことを考えずに勉強する時期かもしれない。人生折り返してからやってきたこの時期をありがたいと思いたい。あとのことは、それから考えよう。(振り出しに戻る)
P.S. 本サイトを更新した。こんなことしてる場合じゃないことはわかっているのだが…
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