長年使っていたプロバイダメールに不具合が多くなってきました。秘密保持が重要な仕事なので、フリーメールは使えませんから、長年メールアドレス使用料とIMAPの使用料を払ってきたのに、どんどん使いにくくなっています。
まずはスパムが異常に増えました。「手動での設定をお願いします」的な連絡が来て、サーバー側での対策を放棄したのではないかと。毎日毎日、受信拒否するアドレスを「手動で」設定しなければならず、頭にきました。
次は送信に時間がかかるようになりました。添付が重いからでしょうけど、以前は問題なく送れていた容量でもすごく時間がかかり、時にはサーバーアクセスのタイムアウトとか、どういうこと?
ここ1か月くらい、ひまを見てはネットで事例と対策の情報を探してあれこれ試したのですが、わかりません。専門の人なら解決できるかもしれませんが、私はそこまで強くもないし、時間をかけられません。
メールクライアントもthunderbirdから別のものに変えてみたけど同じなので、やっぱりプロバイダ側の問題のようです。それに、新しいメールクライアント、有料なのに使いにくかった。トライアルで放棄しました。
そんなこんなで、長年お世話になったメールアドレスとお別れするしかなくなりました。それはいいんですが、あまりにも長い間使っていたアドレスなので、はいさようならというわけにいかないです。新しいアドレスを設定して、関係先にお知らせを出して、当分は古いアドレスと並行して使うことにします。
このバタバタの間、ネットでいろんな情報を見ましたが、メールは昔から使われている古いシステムなので、セキュリティに問題があるそうで、はっきり「オワコン」と書いている人もいました。
そうかもしれませんね。翻訳会社も大手は自社のポータルで原稿のやりとりをするようになっていて、私の取引先でも4社あります。個人的なグループでも、メールじゃなくSlackやTeamsを使うことが増えてきました。だからメールは儲からない商売になってしまって、サービス改悪で使いにくくなってしまうのだと思います。
とはいえ、メールはまだまだ現役ですし、なんといってもすべての連絡を一元管理できるのがいい。会社ごとに別ポータル、連絡取る場合に、このグループはSlack、このグループはTeams、この人はLINE、この人はWeChatと分けて管理するのはめんどうです。メールならメールクライアント1つですみますもんね。とはいえ、それこそがセキュリティに弱い理由なんでしょう。
このやり方でずーっとOKということは永久になく、延々と新しいやり方に対応していくしかないと覚悟しましょう。
Copyright secured by Digiprove © 2023
コメント