日本に帰ってまずやりたかったこと、それは本屋めぐり。西安でもさんざんやっているのだが、本屋に行くのは私の趣味の1つだから。
しばらく日本を離れている間に何かいい中国語学習本が出ていないかどうかをチェックする。それで目についたのが、「シャドウイング」本。
通訳メソッドを応用した中国語短文会話800
長谷川 正時 (著)
長谷川 正時 (著)
『通訳メソッドを応用した中国語短文会話800』の最初の章を立ち読みしていたら、「語彙が豊富で文法が強い人ほど、これまで会話に費やしてきた時間が短い傾向がある」。がーん。
語彙が豊富かどうかはちょっと疑問符がつくが、文法は決して弱いほうではないと思う。自分としては聴・説・讀・写をできるだけバランスよく勉強しようとしてきたはずなのだが、結果としてはやはり讀・写にかける時間が圧倒的に多かったのだ。どうしようとしてきたかではなく、実際にどうしてきたかが今の聴力の弱さの原因である。
聴写と朗読が聴力のレベルアップに効果的だと言われる。札幌の中国語教室では、NHKニュースの聴写をがっちりやらされた。これによってかなり聴力がレベルアップしたと思うが、今また壁に当たっている。それは、「聴いた内容を頭の中で文字を媒介して理解しようとすること」による反応の遅さだ。
漢字は日本人が中国語を勉強する際の最大の武器であるが、同時に最大の弱点だ。文字を媒介して理解するという思考回路を断たない限り、これ以上の聴力のレベルアップは難しいだろう。聴写と朗読は今の私には効果がない。
そこで、シャドウイング。音をインプットしそのまま音でアウトプットする練習方法だ。ほかにもリテンションやリプロダクションもやはり文字を媒介しないが、まずはシャドウイングをやってみよう。
Copyright secured by Digiprove © 2020
コメント
Oさん、こんばんは☆
今は岐阜におります、元・札幌の同学、サンシャンです。
お久しぶりです。
以前メールしましたように、
わたしは現在、Iスクールの本科に地道に?通ってます。
とはいえ、あまりの量のため?かなり消化不良なので、
いったん立ち止まって、納得いくまで自習をしねば、
と思っているところです。
(やや本末転倒)
実は、今までOさん本人にお話したことはないですが、
現在の私の進路???に、
Oさんは大きく影響しているといっても過言ではありません。
田舎で英語さえ話せる人が珍しい環境で育った私は、
半ば脅迫観念的に「外国に行かないとマスターできっこない」と思ってたのですが、
札幌にいた当時、Oさんの中国語を聞いて考え方がガラリと変わったのです。
むしろ(日本で)体系的に勉強しないと、
上のレベルには行けないことを思い知らされた、といいますか…。
逆にそれに気づいたことで(もちろん札幌のK先生のご指導のおかげでもありますが)、
自分の中国語は留学時代よりも少しはましになった?のでは、と思います。
Iスクールとは関係ありませんが、
私がお世話になっている日本人の通訳の先生も、
全く留学経験もないままに通訳になってます。
また、その後に会う人会う人、偶然かも知れませんが、
それを裏付けるように?
上のレベルの人ほど(たとえ留学していても)「日本でこそしっかり勉強した」方ばかりでなのです。
Oさんもきっとその中の一人だと、私は確信しています。
暑いですが、体調管理には気をつけて頑張ってくださいね。
学業成就、お祈り申し上げます→日本語がヘン?
では、また遊びに来ます~(実はちょくちょく来てますよ☆)
sang shanさん、ごぶさたしてます!
今思えば、私も「外国に行かないとマスターできっこない」と思ってたクチかもしれません。その機会がないままずっときてしまったことで、「中国に行かないで勉強してやる」とヘンに意地になっていた部分があると思います。
中国に行きさえすれば上達するわけじゃないと今でも思っていますが、行けば日本にいるより効率的に上達することもあるというのも事実ですね。このチャンスを生かして「学業成就」したいです。
私のsang shanさんのイメージは「向前看」。努力を惜しまず、上達することを心から喜べる人。ずっと変わらず頑張ってるんだろうなあと想像してます。
また遊びに来てください、待ってます!