HSK事務室兼資料保管室に用があって行ったら、先生が「HSKの成績かえってきたよ、10級だよ」と教えてくれた。前回は6~7週間かかったのでまだだろうと思っていたのに、いきなりでびっくり。「驚喜」である。
10級ということもうれしいけど、私としては科目によるばらつきがなくなったことのほうがうれしい。前回は底線から11級までみごとにばらばらな点数だったのに、今回は全部が10級か11級。気持ちいー。
1つには、試験に慣れたんだろう。限られた試験時間で何をやったらいいかわかって試験を受けるのとそうじゃないのとでは、成績が違ってくる。
もう1つ、常に背中に死神のようにとりついている聴力がなんと26点(!)もアップした。試験のときはそれほどできたという手ごたえはなかったのに。9月に新学期が始まってから試験前日まで、連日4時間は聴力問題集をやり、毎日正解率を記録しながら30本以上あるテープを2周した。たった1ヵ月半でどれくらいできるようになるか実は半信半疑だったんだけど、ほかに方法が思いつかなかった。もしこれしか方法がないなら「もういや」ってくらいやろうと思ってやったんだけど、実際、試験が終わったら「もういや」っていう状態になった。
でもやっただけのことはあったと思う。素直によかった。
あと…この年になっても、まだここぞというときの集中力はありそうだということもちょっとうれしい発見。
コメント
わ~やった!おめでとうございます!!あやかりたぁ~い!残りの留学生活もがんばってくださいね!
おめでとうございます!努力って素晴らしいですね。
HSK10級なんて、どんなものか私の想像を超えてます..。
臨時の発音レッスンに行ったときにテキストを先生に見せて
Shira「今はこのような小学生レベルのものに取り組んでいます」
(淡い期待:小学生レベルよりは上ですよ、と言ってくれるかな~)
老師「(元気いっぱい)はい。そうですね。でも、がんばれば小学生レベルから脱出できますよ!」
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「やっただけのことはある」
のですね。見習うようにします。
うわあ、みなさん、ありがとうございます!
HSK10級というとすごそうですが、実際には試験のあとの「もういや」っていう状態がまだまだ続いており、今や試験時の実力はないのが明白です。それに、あんな勉強のしかたができたのも、留学という期間限定の特別な「自由時間」があったから。日本に帰って本来の自分の生活、自分の場所に帰ってからどうやって中国語の勉強を続けていくか、これからが本番なんだと思います。