先日の古代史関連のトライアルで間違いを指摘されました。出土した文物Cに刻まれている銘文で、「A作B宝貴C」(AとBは人)というものです。接続する的などは当然、ありません。
私は「AはBの高貴なCとする(みなす)」と判断したのですが、連絡があって「AがBに高貴なCを作る」だというのです。
……ということは、作が二重目的語を取っているの!?
と思ったら、そういえばすごーく昔、中国語教室で論語をやったときか、大学院の授業のときか、そんな話を聞いたことがあるような気がしてきました。確かな記憶ではないのですが、間違いないだろうと納得して修正し、提出。指摘してくれた人(中国人)も「古漢語は難しいよね…」と言ってくれたので、少しはほっとしました。
古漢語も勉強したいなあ、しなきゃいけないなあ、と思うのですが、何をどこから手をつけていいのかわからない。日々の仕事ではまずお目にかからないということもあって、なかなか行動に移せません。
でも、せめて辞書くらいは……Amazonで買えるものもあります。迷う。
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