久しぶりの通訳の後で

先月末から続いた通訳の仕事が一段落しました。本当に久しぶりに本格的な通訳を2件(8日)やって、疲れたと同時に充実感もあります。

このブログでも「仕事ない~」と愚痴っていたように、ここでこの言語でフリーの通訳をやっていくのはまず無理です。とにかく仕事がない。本格的な通訳の仕事は、ほぼ本州のクライアントが北海道で何かするので通訳がほしいというパターンです。

仕事がなければ通訳はやらない。私の周りもみんな企業に就職か非常勤講師とのかけもちです。私は後者のかけもち組なので、空いてさえいれば承けますが、平日5日のうち3日埋まっている状況では承けられる仕事はほとんどありません。この後も2件くらい依頼が入ったのですが、お断りせざるを得ませんでした。

こんな状況でずっとやってきたし、年齢もあるので「もう通訳はやめてもいいかな」と思うこともありますが、いざやってみるとやっぱり楽しいんですよね。いい通訳ができたときも楽しいし、反省すべきところがあったときも「次はこれを勉強してうまくやろう」と思えることが楽しい。

実はこんなにたまにしか仕事がないと、力が落ちるのではないかというのが心配でした。でも最近ある先生から時々アドバイスをいただいていて、その先生から「今の力があれば、そうそう簡単にレベルが落ちたりしませんよ」と言っていただいて自信になりましたし、今回やってみて「案外やれるな」と思えました。

相変わらず仕事はないだろうと思いますが、あまり悲観的にならずに、あきらめたりせずに、オファーをいただけるならやれる案件はやっていこうと思います。

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