ブログでデータベース

ある大学の先生とおしゃべりしてて、ブログの話になりました。先生によると、仕事でのメモや参考になるURLなどを、閲覧制限かけて自分だけ見られるブログに集約しているそうです。

日付からでもカテゴリーからでも検索できるし、検索も早い。リンク先に直接飛ぶことができる。出張先で自分のPCがなくても見ることができる。大学院で院生と議論しているとき、自分のブログからその問題に関連したURLに飛んで、プロジェクターですぐ見せることができる。

むむぅ……すごい(特に最後の使い方が)。

私は、翻訳をするとき役立つツールをiGoogleに集めてます。Google、百度、北辞郎の検索ボックス、ちょっとした電卓(亩とヘクタールの計算なんかに使います)、仕事のメールを転送して、どこからでも確認できるようにしているGmail、納期やスケジュール管理のためのカレンダー、仕事で参考にするためのブックマーク。私は本業以外の活動でフラフラと泊まりに行くことが多いので、出先で緊急に対応しなきゃいけないことがあると、これがなかなか便利なんですが、ブログでデータベース構築までは考えませんでした。

きっとデキル翻訳者はやってるんだろうなあ。いや、デキル翻訳者はフラフラ出かけたりしないで、自分のPCできちんとデータベースを構築してるか。

でもこれは使えそうです。調べ物をして記録しておきたい記事をコピペしておくとか。ブックマークだとどんどん増えちゃうし、アクセスが重かったりネトゲの広告がいちいち立ち上がったりするので、こっちのほうがいいですね。

定期的に日中訳をやっているんですが、ネイティブチェッカーに見てもらった「使える言い回し」ストックを作っておくとか。日中訳は単語単位で解決しないので辞書を作っても使いにくく、「前どんなふうに訳したっけ」と思っても探すのがたいへんでした。

よし、早速やってみようっ!

ところが先生いわく、「唯一の問題は、自分のデータベースが全部そこに入っちゃってるから、もしそのブログサービスがなくなったら、これまでの蓄積がゼロになるってことなんだ。その前に全部取り出しておくことができるかなあ」

ひぃ~そんなことまで考えてるんですか。先生、使ってるのがGoogleだったら、そうそうなくなりませんって。でも万一ということがあったとき、私の受ける打撃と先生の受ける打撃では比較にならなさそうですね。

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