相変わらず愚痴ですが

個人レッスンをしている方が急に転勤することになった。

嫁入り前の娘を(死語)転勤させるっつーだけでもびっくりなのに、辞令から移動まで3週間というすごさ。勤め人って大変なのね。

彼女は勤務が不規則なので、決まった曜日の教室に通えず、個人レッスンでこつこつ勉強していて、少しずつながら確実に力がついてきてるなあと感じていたところだったので、とても惜しい。

行った先で勉強が続けられるかどうか、心配だと言っていたが、私も心配だ!

私も東京から札幌に来たとき、「中国語勉強できるとこなんて、ないじゃんっ!」と2年間も中国語から遠ざかっていたのだが、彼女は札幌からさらに小さな都市に行くんである。

もしやるとしたら、中国人留学生を見つけて個人レッスンしてもらうか(教える能力があって、まじめないい先生にあたるかどうか、冥王星を見つけるように難しい)、日中友好協会のようなところで紹介してもらうか(紹介してくれたら中国人留学生だったりして)、市の国際交流課のようなところで紹介してもらうか(以下、同文)… 中国語教室ならカルチャーセンターとか、なんとかありそうな気もするけど、個人レッスンというのはなかなか大変かもしれない。

こういうとき、つくづくと「地方」を感じてしまう。東京には中国語教室も個人レッスンの先生もよりどりみどりだったのに。以前、相互学習会のサイトを見て東北地方から問い合わせをくれた人がいたんだけど、その熱心さ必死さにうたれると同時に、「地方」の悲しさを強く感じたものだった。

松本清張の『菊枕』という短編を思い出す。日本には、いったいどれだけの「ぬい」がいることか。

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コメント

  1. jangbo より:

    いつも拝見させていただいてます。
    「地方」でのレッスン、まったく同感ですね。
    私は北海道のある地方都市に住んでるんですが、
    なかなか自分に合った中国語教室がないので、主に
    いつも自習状態です。
    それでも、最近はネットで中国語に触れる事もできるので、便利な世の中になったとしみじみ思いますね。

  2. cowley より:

    jangboさん、はじめまして。
    “自分に合った”教室が見つからないというのはくやしいですね。やる気はあるのに。
    でも、生来怠け者の私は、自習や通信教育は続かなくて、勉強するよう見張ってもらうために授業料を出してる状態です。情けない。
    よければまた遊びにきてください。勉強の様子など、教えてくださいね。

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