語学の天才まで1億光年/墨のゆらめき

こんな本読んだ
新しく学ぶ外国語の分析に舌を巻いた。言語をこんなに的確に見ることができるなんて、本人の評価はどうあれ、天才だと思う。
私は言語そのものが好きで勉強したいタイプだし、あれこれと手を出したくないタイプなので正反対なんだけど、学ぶ過程や手段はうなずけるものばかりだった。
エピソードとしてはやっぱりアフリカ篇が一番おもしろかったかなあ。若くて無鉄砲ってそれだけでおもしろいストーリーになる。

 

遠田に色気がある。というのが適切な表現かわからないけど、最初から最後までずっと感じていた感想がこれ。
遠田と力の友情?も、ミッキーとの友情?もあったかくて、こっちまで嬉しくなる。この小説はこの人間関係が何よりいい。
それに対して、書については書く様子も、書き上がった作品もあんまりピンとこなかった。書を言葉で表現するのは難しいなと思う。

HeungSoonによるPixabayからの画像

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