中国の文章って、同じことをほかのことばで言い換えることが多い。そのほうが語彙がたくさんあるっていうことで、いい文章とされるのかもしれない。
でも、論文の中の専門用語を言い換えるってどうなの。
日本の文章だと、とくに客観性が要求される文章だと、1回使った術語を別のことばで言い換えたりするのはふつうNGだ。そのつもりで中国の文章を読んでいて「これ、いったい、何のこと?」となることがある。
それとも、私の読み方が間違ってるのかなあ。ときどき頭をかきむしっとります。
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コメント
中国語の文章・・・似たようなニュアンスを持つ二文字の単語同士が四文字熟語風?に合成され、しかもそれを続けて2回繰り返されると(=似たような意味の単語が連続で4コある計算)、日本語訳では如何にそのコテコテ加減を削るかで、大変苦心します。確かに、言い換えが好きな傾向はあるかも知れません。しかし、論文の中で言い換えがあるとすると、今度は日本語訳の中での中立性を保つために、翻訳者が苦労することになりますね・・・心中お察し致します。
それを読み取って訳すことができるっていうのが翻訳者なんですけど。ついついグチってしまいました。
> 四文字熟語風?に合成
うん、うん、多いです。書き言葉なのにリズム感があるんですよね。