諸事情で高校での授業を続けることが難しくなった。
もがき続けた2年間だった。縁があれば、チャンスがあれば、またやってみたいという気持ちと、私には荷が重すぎる、これでほっとしたという気持ちが半々だ。中国語に携わり、それでお金を稼いでいる人間として、中国や中国語に興味をもち、授業を受けにくる白紙の子どもたちに、私は何を伝えられたのか。私のことはともかく、授業で話したことの断片でも、授業で見た映画の1シーンでも、思い出してくれることがあるだろうか。
それを確かめるすべもないけど。元気で。再見、子どもたち。
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