DVD鑑賞にはまって数日、今は『白い巨塔』を見ている。これも暗いもの好きな私のツボにはまる作品で、田宮二郎1)今の若い人なんて生まれてないんだよぉのももちろん見ていたし、唐沢寿明のも万難を排して毎週見ていた。
買ったDVDは圧縮もしてあるし、もとの映像が悪いのかかなり不鮮明で、字幕もやたら間違いがある。「月間500人の患者」と言っているのに字幕には「外科500人」と出ていて、やっぱり中国人は促音が弱いんだなあと妙に納得したりしている。
それは大したことではないんだけど、1つとても疑問なことが。パッケージの写真が唐沢寿明ではなく江口洋介なんである。なぜ?
とてもうがった見方をすれば、自分の左遷などものともせず患者のためだけに尽くす里見は「いいもの」で、出世のために何もかもを踏み台にして最後は死んでいく財前は「わるもの」というふうにとらえられてるのでは。これは単純な勧善懲悪ものなんかじゃないんだけど、中国人にはそう見えるのかもしれない。
この海賊版のパッケージを作った人になぜ里見を使ったのか、ぜひ聞いてみたいものだ。
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⇧1 | 今の若い人なんて生まれてないんだよぉ |
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コメント
「白い巨塔」大好きでっす!なぜか見てるうちに力が入ってきていつの間にか正座してみてたり涙したりしてました~。
里見先生は脇役なのにね~!すごいクローズアップのされかたですね!字幕の間違い気になります。どうか正しく伝えてほしいわ~ええドラマだから特に!
ほかの日本人留学生の子に「えっ白い巨塔見てるんですかっ!…今夜、何時ごろから見ますか?行ってもいいですか…?」と言われました。仲間が増えたのでリキ入れて見ます。