年末に北京で買った本がおもしろかったので、久しぶりに中国語の本が読みたくなり、7月にいろいろ物色した結果、台湾の書店で3冊ほど注文しました。
以前同じところで注文したときは5日くらいで届いたのですが、今回はなかなか届きません。コロナの影響で国際郵便が遅れているという情報があるので、急ぐものでもなし、待っていたのですが、さすがに1か月たったのでおかしいと思い、問い合わせてみました。
するとすぐに返事が来て、ここに電話をするようにと電話番号を教えてくれました。そこへ電話すると取り次ぎだけのようで、実際の発送をやってるところの電話番号を教えてくれました。
そこで電話すると留守電メッセージ。「こちらは○○です」と会社名が聞こえてきましたが、その会社名に覚えがありました!
1か月ほど前、買い物に行っている間に宅配の不在連絡票が入っていました。差出人はまったく知らない会社、中身は「アパレル商品」と書いてあります。変だと思って念のためネットでその会社を調べると、コロナのマスク詐欺で槍玉に挙がっていたのです。これは詐欺だ、調べてみてよかったと思い、宅配業者に連絡して受け取りを拒否しました。
日記代わりのメモを見てみると、不在連絡票が入っていたのは、本を注文した5日後でした。1か月前、受け取りを拒否したあの荷物が、注文した本だったに違いありません。
なんでこんなことに…。宅配業者の不在連絡票の差出人が本とは関係のない、知らない会社名になっていたこと、中身が「アパレル商品」などまったく違うことが書いてあったこと。会社名がわからなくても、中身が「書籍」と書いてあれば、台湾からだと思ったはずです。まあ最初に届いたときに家にいれば、荷物の形状を見て本だとわかったでしょうけど。
もうどうすることもできません。その会社にもう1度連絡して文句を言うことはできますが、受け取りを拒否してしまったので、たぶん本は処分されているでしょう。
今回の配送は、台湾の書店→日本側の取次会社→日本側の発送会社→日本側の宅配業者→私、というルートになっています。その間に差出人も中身もわけがわからなくなっています。
海外からものを買うときは万一(こういうこと)があるので、あきらめのつく値段しか使わないので、本はあきらめますが、今後もこのルートで本が届くのなら、この台湾の書店は使いにくいですね…。
とりあえず、台湾の書店はいろいろ調べてくれたので結果を報告しようと思います。
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[…] 先日、台湾の書店から買った本を行き違いであきらめた話をしました。 […]