ネットをぼやっと徘徊していたら、あの本が復刊していることを発見しました!
昔から中国語をやっている人なら、知らない人はない本です。
私も中国語を始めたのは30近くなってからでしたし、筆者のようながむしゃらな勉強法は嫌いじゃないし、そもそも中国語の勉強をテーマにした本が昔はそんなになかったので、バイブルのように読みました。
44歳で大学に行き直したという経歴も、私の大学院生活を支えてくれていました。そうそう、この本の中のエピソードを大学院時代のレポートに使ったこともあったなあ。勉強法もたくさん参考にして、ずっと私のそばにあった本です。
今の若い人にはもうピンとこないかもしれないなと思うけど、外国語ってそんなにお手軽に身につけられるものじゃない、しがみついてつかみ取りに行くものだと思うのですが、この本にはそれが上品な語り口で、淡々と綴られています。
著者の長澤さんはもう亡くなられたのですが、そのニュースを目にして、ひどくショックを受けたことをよく覚えています。もうあれから15年たっているのですね。
あああ、なつかしい。持っていた本は、講師をしていた頃に生徒さんの誰かに貸して、戻ってきてないんですよね。
復刻版には新章が追加されているとのことで、もう買うしかない! 読んで久しぶりに自分にカツを入れます。
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