グッバイ、レーニン!

大学の先生に勧められて見た。

時代の裂け目に落ち込んだ家族。ドイツでの歴代興行記録を更新した映画とのこと、多くの人が自分と重ね合わせて見たのだろう。政治って人の幸せのためにするもののはずなのに、簡単に暴力装置になるんだよね。

たぶんアリアネの反応が普通なんだろうなあ、自分もきっとこうなるだろうなあと思いながらも、けっこうアレックスやデニスに肩入れして見てしまった(とくにデニスの張り切りぶりがスキ)。

人って、自分が小さな頃から生きてきた世界を破壊的に否定されたら、簡単に受け入れられるものじゃない。ぜんぜんストーリーはコメディじゃないけど、コメディにしないと、きっとつらくて見られない。

グッバイ、レーニン! [DVD]
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ダニエル・ブリュール (出演), カトリーン・ザース (出演), ヴォルフガング・ベッカー (監督)


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