くそ度胸をつけましょう

同学から急に「通訳するとき、気をつけることって何ですか」と聞かれました。何だろう、体調を整えることかなあ。でもなぜそんなことを?

聞けば、会社の業務で中国の支社に出張し、通訳をするように言われたそうです。その人は中国語の実力も十分あるし、通訳もうまい。何の問題もないと思ったんですが、実際に通訳した経験が少なく、会社の人が中国人社員と比較して、「ちゃんとできてんの?」みたいなコメントをするので自信がないとのこと。

なんなんでしょう、その人。中国人社員の通訳を聞いていると、日本側の言ってることと違うことを言ってることがあるそうなので、会社の人は中国語もわからないのに、自分がわかる日本語をしゃべる中国人を高く評価してるんですよね。

そういう事情なら、答えはただ一つ。

くそ度胸をつけること。

これはまあいろいろな言い方ができて、「くそ度胸をつける」とも言えるし、「根拠のない自信をもつ」とも言えるし、「自分を信じる」とも言えるし、「自分に暗示をかける」とも言えるし。とにかく「できない」という考えを自分の中から追い出すことです。たぶん通訳者はみんなこれをやってるんじゃないだろうか。

具体的には「できなかったらどうしよう」という考えが浮かびだしたら、急に別のことをするとか、誰かと話すとか、歌を歌うとか、その考えを無理やり消す。メンタルトレーニングみたいなもんです。

通訳をやることが決まってて、その時になったらもうやるしかない。それを積み重ねることで、さらにくそ度胸がつくようになるという好循環が生まれます(のはず)。

ぜったい大丈夫、帰国後のいい報告を待ってます!
 

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