展示会の仕事

1月2月はシーズンなんでしょうか。たてつづけに展示会の仕事をしました。「バイリンガルスタッフ」という名前ですが、実際にはいろいろな仕事がありました。

展示会の仕事は以前にもやったことがあります。企業ブースを1つ割り当てられ、来たお客様に商品の紹介をしたり、質問に答えたりするときの通訳をするのが基本。事前に担当企業を聞いてホームページを確認し、主力商品や当日出展される商品の情報があれば説明に使いそうな単語をリストアップして準備します。

でもそこから先、当日の様子はいろいろです。たとえば今回いくつかやった展示会のうち、1つは完全に「販売員」でした。扱っているものが大量生産品ではなく、1点ものだったので、必然的にそうなりますね。金額交渉やお金のやりとり、商品に対する細かい質問が多く、気疲れしました。

別の展示会は完全に企業の周知と製品の紹介だけ。会社の所在地とか、対応できる業務の範囲とかが多かったです。ただ、製品は専門的なものだったので事前勉強がけっこう大変でした。

スタッフへの待遇もいろいろ。完全に立ちっぱなしのところもあれば、「人がいなかったら座って休んでね」と言われることもあれば、勝手に座っちゃっても気にしない会社もある。お昼休みもブースに人がいなくならないよう、1人ずつ時間を管理する会社もあれば、午後3時すぎてもお昼休みの声がかからない会社もある。あとでわかったのですが、自分で様子を見ながら勝手に行けばいいので、声をかけなかったらしい。最初に言ってよ。

もう1つ。ある展示会で、できる外国語を書いたカードを胸につけたんですが、たいていはそんなものはありません。こっちで中国語圏らしい人を判断して声をかけるのですが、なぜか中国語で声をかけると機嫌が悪くなって英語で返してくるお客様もいて、なかなか難しいなあ…と思っていたのですが、ふと思い出して、以前札幌商工会議所でもらった「語学バッジ」をつけてみることにしました。


小さいですし、バッジばかり気にしている人もいないので、てきめんというわけではないですが、声をかけたら顔とこのバッジを見て「中国語できるの」と言ってくれたお客様がいました。思いつきでつけてみた結果はまあまあです。

調べてみると、「外国語話せますバッジ」って市販されているんですね。これは「SAPPORO」と入っちゃってるので、市販のを買ってもいいかなと思ったんですが、中国の国旗がついていてNG。中国語を話すのは中国の人だけじゃないので。

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