登録変更

引っ越したので、通訳案内士の登録変更に行ってきました。

一緒に中国語を勉強していた友人や先輩が次々と合格していたので「じゃ私も」という感じで受験し、合格より前に通訳の仕事を始めたのですが、アテンド通訳ではガイド的な仕事がありますし、通訳案内士資格を要求される案件もあるので、取っておいて損はなかったと思います。

登録は都道府県単位。今回の転居は道を出たので、登録変更とは言っていますが、実際には登録しなおしです。変更届、旧登録カード、住民票、切手、収入証紙(4000円!)を準備し、半日つぶれました。

運転免許証は住所の書き換えだけなのと比べると、煩雑です。国家試験を受けた全国版の資格なのに、全国で管理できないんでしょうか。観光事業が自治体の縦割りから脱却できていないことがわかります。

登録を受け付けてくれた部署には外国語版観光パンフがたくさんあったのですが、県や市町村単位のものばかり。観光客は都道府県をまたいで移動するのに、これじゃ不便です。以前、サイクルツーリズム関連の通訳をしたとき、お客さまが「サイクリスト用地図アプリはいいけど、市町村ごとに違うアプリだから使いづらい」と言っていました。外国人観光客誘致拡大って言っているわりに、観光客の利便性を考えてないなあと思います。

私は資格登録だけなので不便といってもたいしたことはないんですが、今年から制度が変わって5年ごとの更新になったので、そのたびにこうやって登録しなきゃならないとしたらちょっとめんどう。まあ、そもそも試験に合格しなくてもガイドができるようになりましたしね。この資格はいずれ消えてなくなってしまうでしょう。

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