間違い日本語

オリンピックまであと1週間というところなので、テレビでもなんだかんだと中国について特集を組んで放送していますね。「ビックリ中国」「お笑い中国」みたいなコンセプトでやってるのが多くて、中国に慣れてる人から見ると「何を今さら…」ってのが多いですが、「新しいなあ~」と思ったのは、翻訳サイトを使った間違いです。たとえば、こんなの。

無錫は小さく並ぶ→无锡小排
香りの悪辣なスルメイカ→香辣鱿鱼

昔、中国の間違い日本語といえば「てんにさは」みたいに、ひらがなの間違いが多かったですね。実際、字体によっては「こ」の上下がつながってることがありますが、それと「て」の区別ができない中国人留学生を見て、びっくりしたことがあります。その人、もう3年くらい日本にいて日本語かなり上手だったので、なおさら。

今度のミスは文字は合ってるんだけど、情報提供の役目を果たしてないから、こっちのほうが罪が重いですね。これだったら、以前のひらがなの間違いの方がずっとよかった。かろうじて読めれば、何が書いてあるのかは理解できるし、自分の中国語だって中国人が見たらこの程度なのかも…って反省する材料にもなったりして。

とにかく、精度が信用できない翻訳サイトを使って、チェックもせず、それを人前に出すという、その手抜きがこすいです。間違いは許せる。でも、ズルはだめです!

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