カルチャーセンター

大学院を卒業してから、通帳の残高を増やすべくがつがつやってきたが、まともな金額になりつつあるのを見てほっとしているところである。

大学でも大学院でもいいから、どこかで中国語と中国について系統だった勉強をしたいとかねがね思っていて、それは叶ったわけだけど、学生生活はあまりに短かった。せっかく勉強のしかたがわかってきたところだし、ぜひとも何らかの形で勉強を続けたい。しかし、どこで、何を、どんなふうにやるのかというのは、札幌では選択肢があまりないし、なかなか難しい問題だ。

しかしちょっとしたきっかけがあって、4月からカルチャーセンターで中国に関する講座を受講することにした。今の私は、中国に関する勉強よりは、中国語の力をもっとつけて仕事をしていくことがメインだ。時間とエネルギーを大量にとられない範囲で、のんびりと勉強を続けていくのが、今はちょうどいいのではないか。いい選択だと我ながら思う。

しかも、受講の申し込みに行って初めてわかったのだが、センターの会員証があると、買い物で割り引きしてもらえるなど、さまざまな特典が受けられるのだ。知らなかった~、こんなにお得だなんて。カルチャーセンターに受講生として行くのは20年ぶりくらいだもんなあ。

先日、恩師(中国人)と話をしていた時、20年も自主学習会を続け、中国の小説を読んでいるグループの話になった。「中国には生活が苦しくて、教養のための勉強なんてできない人がいるというのは理解できる。でも、生活に余裕があるからといって、勉強を続けようという中国人はなかなかいない。日本人はすごい」とは恩師の評。

カルチャーセンターにも賛否両論あるとは思うけど、なかなかいいもんだと思いますよ。

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