HSK

HSKの試験があった。朝9時までに集合、終了したのが12時半、3時間半の長丁場だった。疲れた。

4月に模擬試験を受けたが、そのときの問題よりちょっと簡単だった気がしないでもない。とりあえずは1回やったので、気持ちに余裕があったのかもしれないし、すっかりあきらめがついてリラックスできていたのかもしれない。

聴力はやっぱり私のアキレス腱である。自信をもってこれだ、と答えられたものが1つもない。もしかしたら得点が最低ラインに達しないかもしれない。

閲読は全部で40分で、第1部分15分、第2部分25分とさらに分けられているのだが、それをすっかり忘れていて、40分で全部をやればいいと思い込んでいた。「第1部分残り5分」と言われたとき、まだ4問残っていて火がついたようにあわてたが、とりあえずは全部埋めることができた。こういう細かい試験のやり方を把握しておくのは基本中の基本なのに。

綜合は時間が少ーしだけあまった。とはいえ、答えがあっているかどうかは別問題。

一番落ち着いてできたのは作文。事前に1回、時間内に規定の字数が書けるかどうかやってみるべきかとも思ったが、聴力対策に追われて結局やらずじまいだった。今回は「議論文」を書くという問題で、一番書きやすい形式だったこともあって、何にも対策をしていなかった割にはできたほうだと思う。

最後の口語はバタバタだった。となりの女の子(少数民族の子らしい)は配られたらすぐに問題を見て朗読の練習を始めている。監督の先生に「まだ見ちゃダメ」と何度もいわれたのに、無視。先生も結局はあきらめたが、あきらめていいのか? 日本だったら完全にカンニングとみなされてしまうはずだ、と頭にきたが、ここは日本じゃない。

恐れていたが、事前にテストしたのに本番になって録音ができていない子がいたり(声が小さすぎてマイクが拾えなかったらしい)、監督官がいっせいに操作するから何もさわるなとあれほど言われていたのにいじくってわけがわからなくなる子がいたりしている。やれやれ。

私はやっぱり少し緊張した。回答する問題は1問3分以内なのだが、3分も話していられない。たぶん1分そこそこだったんじゃないだろうか。緊張のあまりとぎれがちになるし、まあいい成績は望めないだろう。

ゆうべ、同屋が「試験がんばってね!」というメモを渡してくれた。すごくうれしくて、試験場にもっていった。明日は同屋が試験の日である。がんばれ!

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