里帰り | old rain 旧雨

やっとだんなの休みと私の都合がつけられたので、1泊でだんなの実家に里帰りした。

しかし帰ったはいいけど2人で近所の温泉につかりに行っちゃって、お父さんお母さんはものすごく早寝だし、翌日はとっとと帰ってくるという状況で、何しに帰ったんだかわからなかった。でもちょうどだんなの誕生日にあたったので、ケーキを用意してくれていたりして、喜んでくれていたと思うけど。

私は親が死んで法事に帰るたびに「死んでからこんなにしょっちゅう帰るくらいなら、生きてる間にもっと帰ってやればよかった」とものすごく後悔したので、だんなも実家に顔を出せばいいのにと思うのだが、なんとなくめんどくさいらしい。

今回は近所にある温泉が改装したからつかりにおいで、とお母さんが言っていたのが引き金になって帰ることになったのだが、温泉はものすごくよかった。お母さんの話だとおばちゃんたちは朝10時から夕方4時までいりびたりらしいのだが、なんせ銭湯料金390円で入れて、源泉だし、露天風呂あり、薬草スチームサウナあり、ジェットバスあり、改装したてできれいだし、帰りたくなくなるって。しかしおばちゃんたちは夕飯のしたくがあるので4時になったらほんとに潮がひくようにさーっといなくなってしまった。見事。

次の里帰りには、もっと早めに行ってゆっくり温泉につかり、翌日も帰る時間をもっと遅く設定してもう1回入って帰ろうということに決定。ほんと、なにしに帰るんだか。