所属している而立会でオンライン読書会があり、参加しました。通常の読書会は同じ本を読んで感想を共有するというものですが、初めてということもあり、それぞれおすすめの本を紹介するという形式。参加者8人でした。
私が紹介したのは『午夜北平』です。なんだかんだ、ここ数年では一番インパクトがあったかな。
今回本を紹介するために、事前にぱらぱらめくってみたんですが、大筋は覚えていても、ディテールは忘れてますね。先日、調べた単語のリストをブログにアップしましたが、そのときも「こんな単語あったっけ?」って感じだったんですよね。あんまり言うとネタバレにもなるし、うまく紹介できませんでした。
参加者の中で、ただ読むだけでなく翻訳までなさっている方が、小説の時系列を年表にしていたのを見て驚きました。長い年月にわたり、登場人物も多い小説なので必要なのだと思いますが、こうやって読むと全然印象が違う気がします。
うーん、こうやって『午夜北平』を読み直してみたい…。私は地図好きなので、北京の地図に事件の場所を記入していけば、楽しそう。
かと言って、それには相当エネルギーが必要だと思います。それよりも今回の読書会で面白い本を知って、新しい本を読みたいという気持ちの方が勝りました。今のところ候補は余華の『文城』かな。
以前私が読んだ『チャイニーズ・タイプライター』を紹介した方がいて、「私も読みました~」と感想を述べ合っていると、ある方が「近所の図書館にあったので、予約入れちゃいました!」と盛り上がりました。
読書会、楽しかったです。次は何を紹介しようか、どう紹介しようか…と会以外の時間も楽しいです。
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