武術の国際大会に参加していました。
アジアの大会だと使用言語は90%以上中国語なので楽ですが、今回は世界の大会なので、英語が必要でした。アジア以外の国が国際大会に参加し始めた頃は英語の使用率は10%くらいって感じだったのですが、今50%くらい英語になっています。まあ当然か。
私もつたない英語をなんとか駆使して仕事をしていました。すごく気を張って英語を使っていると、まあそれなりに使えたんですが、問題はいったん中国語に切り替えると雪崩を打ったように中国語モードになっちゃって英語に戻れないこと。
いちばんやっかいだったのは、主題提示のくせです。たとえば、「あなたの荷物、とりあえずここに置いて」を中国語だったら“你的行李,先放在这儿”でいいんですが、それを英語で言うときにも同じように”Your baggage, please put it here.”になっちゃう。ひどいときは、itを落としちゃう。
いいんですよ、通じます、これで。だけどやっぱ気持ち悪い英語ですよね。”Your baggage”がまず口に出てから「ああ~またやっちゃった~」と思うんですよ。
この主題提示は日本語と中国語で共通なので、英語だけ切り替えるのが難しいです。会話は言っちゃったら取り戻せないので、やっちゃうたびにへこみます。でも、主語の次に動詞というのは中国語と英語で共通なので、これは失敗しません。
ということは、私の中で中国語がかなり固まってるってことなのかな。と、いい方に考えておきましょう。
英語と中国語の切り替え、なんとか克服したいですが、それは英語の力を上げなきゃならないってことですよね…。がんばろう…。
コメント