連休の最終日、文学フリマに行ってきました。
ここ数年は小説もあまり読まなくなっているくせに、なぜと言われそうですが、ことばや文章に関わることを長年やってきたので、DNAが誘うというか。ネットで文学フリマを知ってから必ず行こう!と心待ちにしていました。
会場は驚くほどの人出と熱気でした。出展ブースは800以上。出展者は若い人が多いんですが、中にはかなりの年配の方もいらっしゃいました。回っている人の中には戦利品をつめた段ボールを抱えている人もいました。活字離れが問題視されていますが、こういう人たちもまだたくさんいるんですね。
さてジャンルは詩や小説(BL、ファンタジー、ミステリー…)といった私のニガテなものが多かったのですが、見本誌(出展者が提供する見本誌をじっくり見られる別室があるのです)やガイドブックを参考にして、地に足の着いた大人なエッセイを見つけることができました! 写真もステキで、読むのが楽しみです。
SNSの情報で、その著者の新作(今回、私は買わなかった)が完売になったと知りました。やっぱりなあ、ステキな作品ばかりだったもの。
書名も著者もあえて紹介しません。商業ベースに乗らない、フリマで売られている作品なのです。自分の足で歩いて見つけた出逢いが貴重だと思うので。
楽しいイベントでした。秋にもあるとのことなので、また行ってみるつもりです。
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