「大仏を破壊するといったら世界中が注目したのに、アフガニスタンが干魃で苦しんでいたときには誰も見向きもしなかった」
実際には干魃の際に世界各地から支援活動が行われていたのだが、それが届いていなかったというのが現実。つまり、現地の人々には届かない程度の支援、届かない程度の注目しかされていなかったのだ。
この本を読んだだけにすぎない私でも、すごい無力感に襲われる。当時アフガニスタンに関わっていた人が、ショックのあまりアフガニスタンの仕事に戻れなくなったというのは当然かもしれない。
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