通訳を始めたころ、ペアを組んで一緒に仕事をした通訳者仲間がいます。とても優秀で、人柄もよくて、自慢の友人でもあります。
彼女が大口の翻訳を受注するために会社を立ち上げたのだそうです。私に登録翻訳者になってほしいと連絡がありました。ベテラン通訳者・翻訳者なので人脈は広いし、優秀な人材をいっぱい知っているはずですが、私に声をかけてくれたのです。うれしいことです。
翻訳者を目指す人がどうやって「初仕事」を取るかについて話すことがありますが、友だち(知り合い)に紹介してもらうっていうのが案外多いんじゃないかなあ。という私も、最初の何件かは全部知り合いからの紹介でした。
中国語翻訳者としてお金をもらった「初仕事」は、英語翻訳をやっていた知人からの紹介。中国と取引している会社で、やりとりはいつも全部英語なんだけど、ある時送ってもらった資料が中国語版しかなかったので、訳してもらえないかというものでした。A4で1枚半。急ぎではなかったので、1週間くらい何度も考えてやりましたっけ。
トライアルに合格して本格的に仕事を始めてからも、ときどき友人からの紹介仕事というのはあります。中国語や翻訳の学習仲間はもちろん、友人・知人とは連絡を絶やさないようにしようと思います。
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