札幌に来て気づいたことの1つに、「東京とは雨が違う」ということがあった。なんだか降ってるのか降ってないのかわかんないような、パラパラした雨しか降らないのだ。梅雨もないし、台風もめったに来ないし、1年の降水量のほとんどが雪なんじゃないだろうか。
私は雨が決して嫌いじゃないので、なんとなーく面白くない。雨の日って、さぁーっという音はずっとしているのに、なぜかいつもよりも音に敏感になって、ふだん気づかないことに気づいたりしませんか? あと、昔の情景をありありと思い出したり。私はよく、通っていた幼稚園の、雨で湿った木の床や木の扉を思い出すんですけど。札幌の雨は、そういうのがないんだなあ。
あとこちらの人は、雨でも(ほとんど)傘をささない。降っても大したことないということもあるけど、雪でも傘をささないので(気温や雪温が低いために溶けないので、服がぬれないからです)、そもそも傘をさす習慣があまりついてないんじゃないかと思う。
今日も、雨粒が風に吹かれて舞い上がっちゃうような雨です。はあぁ。
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コメント
おや、なんだかロンドンみたいではないですか。
私は南関東出身だし、住んだ外国は香港だし、雨は大粒のがざざーっっと降るものだと思ってます。北海道に行ったらびっくりしそう。
雨の音といえば、愛読書「日日是好日」(森下典子)を思い出しました。この本、良いですよ。
ロンドンみたい…なのかしら。
たしかに札幌はヨーロッパっぽい雰囲気がすることがありますね。特に秋。枯葉もみんな落ちて、冷たい雨が降ったりしているとサイコーなんですが、そんなことめったになく、すぐに雪になってしまいます。
森下典子さんの本はまだ読んだことないんですが、愛読書とのことなので、今度読んでみます。