中検1級―日中訳

中国語

日中訳は頭の中で組み立てて、固まったら書いていくというやり方で、かなり乱暴です。ちゃんと書いてやった方がいいのかもしれませんが、このやり方が定着しちゃっています。

頭の中では、まず主谓宾定语状语がついた1文を基本に考えます。日本語が長くても、この基本の1文に訳せるところで切って、それぞれをつなげていく、という順序でやります。

つないでみて不自然とか、肯定と否定を逆にした方が良さそうとか思ったら、考え直したり調整したりします。

それで固まったら書いてみて素読みをし、さらに微調整します。書いてから根本的に変えることはまずありません。たぶん無精だからです。

日中訳で悩ましいのは、やっぱり適切な表現や、ぴったりのニュアンスの単語が使えているかかどうかですね。上位級にふさわしい表現ってあると思いますが、使い方があいまいなら使わない方が無難だと思うので、試験では簡単な表現だなと思っても、安全に訳してしまいます。

最近数年は日中訳に特化した勉強はしていませんでした。私の日中訳は、中検準1級(当時は2級)を目指していた頃の3冊のテキストが土台になっていると思います。

1冊目

授業では例文を読んで、説明を聴き、練習問題をやりました。当時一緒に勉強していた友人(早々と旧2級に合格していた)はすべての例文を暗記したと言っていました。私はそこまではできず、テキストをやり終わった後で、例文を全部ディクテーションして音読しました。

2冊目

竹島金吾, 賈鳳池/著


1回10〜15問ずつ訳して、ネイティブの先生に添削してもらいました。その後で、別のノートに日本語原文、自分の訳、先生の添削とコメント、それを踏まえて自分で作った模範訳を書き、テキストの模範訳と比べました。たいていテキストの模範訳の方が難しい言い回しを使っているんですが、先生に直してもらった自分の文の方を覚えていくようにしました。

3冊目

程美珍, 高橋海生/著


この問題集はサイトラに使いました。口頭で訳して、先生に直してもらうのですが、直してもらったところを書く時間がもったいないので、全部録音し、聴き直して日本語問題文、自分の訳、先生の修正を書き取り、それを踏まえた自分の模範訳を作って、見返したり音読したりしました。

この3冊は徹底してやったと言えるかな。これで文の型を自分の中に蓄積できたと思います。

どのテキストもちょっと古いですが、『トレーニング中国語』と『中国語中級作文』は改訂版が出ていますし、『標準中国語作文』というテキストもいいです。

日本語を見た時にスムーズに訳せそうな中国語の文型がパッと取り出せるように訓練できれば、テキストは何でもいいのですが、自分の中国語を直してくれるネイティブの先生が必要です。今ならAIに添削してもらうという手もありますが、英語ならともかく、中国語の添削精度はまだ高くない気がするので、条件があるならネイティブの先生にお願いするのがいいと思います。

 

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