いい口慣らしのテキストがありました

いろいろあって、通訳の仕事から遠ざかってから、話す練習をまったくしていません。仕事があるかどうかわからないのに、追い詰められるようにシャドウイングやリピーティングをする必要がなくなって、精神的にはとても楽ちんなんですが、反対にたまには口を動かしたほうがいいかなあと思うこともあります。

書店で久しぶりに中国語テキストをのぞいてみると、こんな本が出ていました。

 

このシリーズの初級編中級編は、以前札幌で主宰していた通訳学習会で使っていました。学習会で使ったテキストの中でも圧倒的に評判がよくて、1周終わって復習するとき、順番が同じだと練習にならないというので、日本語――中国語を裏表にしたカードを作り、1人がめくって日本語を読み、次の人が中国を言う、という形式での練習もしました。

英語では「瞬間英作文」というすごく有名な教材がありますが、まああんな感じのテキストですね。英語は中学高校の貯金があるので、文からスタートしてもできますが、中国語はいきなり文ではなく、このシリーズのようにフレーズからというのが手堅いと思います。

あの頃はまだ上級編はなかったはず。あれば使ってみたかったなあ…と思いつつ、立ち読みでランダムに開いて日→中をやってみました。文字を見ながらだと、なんとか中国語にできそうですが、音だけだと怪しいかもしれません。それにしばらく口を動かしてないから、口まわりの筋肉が衰えている、絶対。これはいいなと思ったので、いずれやってみたいです。

さっさとやれよ、という感じですが、今、手をつけている勉強があるので、それが落ち着いたら。しゃべらなきゃならないシーンがないので、まあいいか、とやらない可能性も大(笑)。

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