完全に停滞していますが、放送大学に籍を置いて研究を続けています。というより、研究を続けようとしてモチベーション維持のために籍を置いているというべきか。本を読む時間も十分とれていませんが、少しずつ読んだ本の抜き書きや、思いついたことをメモにして貯めています。
研究のためのメモは、ノートやカードも試しましたが、あまりピンときませんでした。私は図を描くことをまずしません。どういう図を描いたらいいのかわからない(マインドマッピングなんか、どこからどう線を出すのか、出した線が合ってるのかばかり考えちゃう)。どうも文字で考えるタイプのようです。文字だったら、手書きよりタイプしたほうが早い。結局、使い慣れているPCに打ち込むのが一番ラクだということがだんだんわかってきました。
最初はテキストファイルにしていましたが、そのうちEvernoteに移行。Evenoteは主にライフログとして使っているのですが、タグをつけられること、検索機能が優れていること、どこからでもアクセスできることなど、研究メモをストックするのに適していると思ったのです。
でも、個人的なライフログと研究メモが混在しているのがどうもイヤでした。一時は研究メモをone noteに移してみたこともありますが、見た目も、動きも重くてすぐ断念(microsoftダサい)。情報が混在していても気にしない、それを分類するためのノートブックであり、タグだという考えもあるでしょうけど、私はやっぱりダメで、個人的なものはタグを英語で、研究メモは日本語でと分けてEvernoteを続けていました。
その後停滞期に入ってメモもいっこうに増えなくなりましたが、最近Scrapboxというサービスがあることを知り、試したところ、これがとてもいい。Evernoteは情報をノートブックごと、タグごとの引き出しに分けて入れておくというイメージです。ライフログに使っているからかもしれませんが、ある程度確定した情報を保存して、あとから出して見るのに適しているサービスのように思います。
それに対し、Scrapboxはあらゆる情報が無造作に置いてあるだけ。タグを指定すると、関連する情報が向こうからこっちに集まってきてくれるイメージです。Evernoteのように分類してストックしておくと、なかなかそこから動きませんが、Scrapboxは情報が自由に動き回ります。見た目も、Evernoteは1つのノートしか表示されず、タグやノートブックを頼りにこちらから情報を探しにいかなければなりませんが、Scrapboxは全部が一気に表示されていて、視認性が高い。電子辞書と紙辞書の違いみたいな感じです。
これはいいと、Evernoteにストックしていたメモを全部Scrapboxに移行しました。丸一日かかってしまいましたが(でもテキストだからコピぺだけ)、以前のメモを見返すことになって「ああ~こんなこと書いてたんだ~」と再発見もありました。
新しいツールを手に入れたので、心機一転します。
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