通訳翻訳フォーラム2020が開催されます

日本会議通訳者協会が8月にオンラインでフォーラムを開きます。

この協会、「会議通訳者」とついているので縁がない気がしていたのですが、今回のフォーラムの内容を見ると中国語通訳や翻訳についての話題もあり、広く通訳・翻訳全般が取り上げられています。

オンサイトのフォーラムだと敷居が高くて、たぶん行かなかったと思いますが、オンラインならば参加しやすい。さっそく申し込みました。6月20日までなら早期割引があります。

顔を合わせなければできないことがあって、顔を合わせるメリットってあると思いますが、オンラインにもオンラインなりのメリットがあります。それを一番享受するのは私のような通訳・翻訳業界の末端にいる人間や、地方の人。私も地方にいたのでわかります。地方からの参加者、きっと多いと思う。

今後もずっと、とは言いませんが、ときどきオンラインでやっていただけるとありがたいです。

サイトを見直したら初心を思い出しました

緊急事態宣言が解除されました。

外出自粛要請が出て、エージェント(と大元のクライアント)がリモートワークになり、仕事が減り始めたときは、「時間ができた!」と真っ先に思いました。

在宅で翻訳者をやっていると、自由で時間的にゆとりがありそうに思われますが、案外そんなことはないです。時間の使い方が下手なのかもしれないんですが、やっぱりいい翻訳にしたいので、あったらあっただけ時間をかけちゃいますしね。

せっかくだからこれを機に、まとまったことをしたいと思ったんですが、たいして何もできませんでした。

根本的な中国語を読み解く力を上げたいということに関しては、ひととおり漢文の復習ができたくらい。でも一応1冊テキストをやり上げたので、達成感はあります。

これまで翻訳した資料の整理は少しできました。Tradosを使うようになったので、これは引き続き時間をみてはやっていきます。

それから、オンラインでwordpressの講座を受けて、サイトの記事をだいぶ整理しました。整理しながら過去の投稿記事をいくつか読み返したんですが、以前はどんな気持ちで中国語や仕事に向かい合っていたのかを思い出せました。

初心などというと照れくさいですが、昔は必死でしたね。

中国語と関係のない、まったく客観的な立場の人にサイトを見てもらって意見を聞くことで、サイトに書いてあることを自分も客観的にみることができたんだと思います。これは忙しい時期には絶対できなかったことなので、もしかしたら自粛期間中の1番大きな収穫だったかもしれません。

翻訳地獄へようこそ

翻訳地獄へようこそ
翻訳地獄へようこそ
宮脇 孝雄 (著)


おもしろかった。というより、勉強になった。誤訳やまずい翻訳をしてしまうときは、たいていもう一歩の踏み込みが足りない、文化の知識が足りないというのは中国語訳も同じ。ただ、自分が訳してると、これ、変じゃない?と立ち止まれないのも事実。感性なのか、経験なのか。
それから、英語翻訳では参考書が豊富なのはうらやましい。The London EncyclopaediaとかWatching the Englishとか、中国語でもこんな本があったらなあと思う。

トライアル現場主義!―売れる翻訳者へのショートカット

英語の本だからとこれまで読まなかったけど、参考になるのではと思い直して読んでみた。読んでよかった。
一定のレベルの翻訳ができるところから、正確な翻訳、うまい翻訳、いい翻訳の区別がつくところまでにはやっぱり距離があると思う。正確にさえ訳せればいい翻訳と、いい翻訳が求められるのとでは違う。
勉強になった。