トライアルをやっています(無償だけど)

無償トライアルの依頼がありました。忙しければ断るんだけど、今はコロナのせいであまり仕事がないので、断る理由もない。しかも、内容が古代史の学術書! やらせていただきます!

ふだんならひきうけても「ちっ」と舌打ちの1つでもしながらやる無償トライアルですが、これは勉強になります。時間があるなら、自分で勉強すればいいんですが、自分でやるとどうしてもぬるくなっちゃいますから、ありがたいです。

やっていくと、パソコンで出てこない漢字が2つほどありました。手書き入力してもダメ、持っている紙辞書を全部当たったけどダメ。大きな図書館に行って大漢和辞典を見たらあるかもしれませんが、今は軒並み休館です。前後関係から、固有名詞であることはわかるので、申し送りをして出すしかありません。

翻訳自体は、覚悟していたほど苦労せずにできましたが、背景を理解するのに調べ物が必要で、やっぱり時間と手間が半端なくかかりました。手持ちの本とインターネットだけで調べがついたのは、むしろ奇跡かも。もしトライアルに通って、正式に依頼されたら対応できるんだろうか。如意算盘。

最近の中国語翻訳事情

通訳・翻訳の総本山とも言えるサイマルが「通訳・翻訳ブック」というサイトでさまざまな情報を提供してくれています。

たまに見にいくのですが、「中国語ホンヤクの世界」という記事が数日前に投稿されていたのに気づきました。

 

筆者は北京にも拠点を置いていて、通訳もされているし、そもそもキャリアがまったく違うので1)サイマルの情報は、アッパークラスすぎて、私のような末端の翻訳者にはわからないことが…笑、そうなのか~としか思わない部分もありますが、「中国企業からの委託が増えている」「今後は機械翻訳+人間による校正業務が新たな市場になりそう」などは、私も実感としてあります。

私は今のところ、日本のエージェントからの依頼だけでまあまあの量があるので、中国のエージェントへの登録はあまり考えていません。友人の紹介でフリーの方から中国語→日本語の依頼をたまに受けているだけ。台湾のエージェントには1社登録していますが、たぶん中国と台湾はまた事情が違うでしょうね。

中国のエージェントに登録している人というのは周りにも案外いて、ときどき話を聞きますが、共通しているのが「納期を示さず、送りつけてきて早く早くとせかす」「昼夜関係なく連絡してくる」ということ。私も経験がありますが、中国の仕事のやり方なんでしょう。若くて独身で、時間関係なく対応できる人はいいですが、子どもがいたり、1日のリズムを変えずに夜はちゃんと寝たい人は厳しいです。

とはいえ、中国の市場は魅力がありますね。中国語→日本語は日本人に絶対的アドバンテージがありますし、筆者の方が強調されているように、日本、中国を意識せずに仕事をしていく時代になると思います。

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1. サイマルの情報は、アッパークラスすぎて、私のような末端の翻訳者にはわからないことが…笑

中国語講師をやっていたこと

中国語仲間の1人が、かつて私が非常勤講師として行っていた高校で中国語を教えることになったそうです。

自分が関わった学校には若干の思い入れがあるので、今回、友人が後任になると聞いてうれしかったし、安心もしました。

私は高校3校、大学2校で中国語を教えたんですが、基本的にはいつでもやめたかった。若い子たちがぐんぐん上達していくのを見ると、やりがいがなかったわけではないのですが、自分が先生に向いているとは思えませんでしたし、毎年同じことの繰り返し、というのもうんざりでした。

いろいろあって(念願どおり)講師はすべてやめたのですが、教えていたときに使っていた教科書は、なんとなく残してあります。もう使うこともないから処分しようと何回も思ったんですけど。

案外、先生という仕事を楽しんでいたんでしょうか。それとも、もう二度とやらないからこそ、思い出にしておきたいんでしょうか。

懐かしくなって、引っ張り出してきちゃいました。

全国通訳案内士のバッジができました

友人からの情報で、全国通訳案内士のバッジができたことを知りました。

どうしたら入手できるかはまだ書いてありませんが、お金を出して買うことになるのでしょうね。私は通訳案内士としてはまったく稼働していないのですが、中国人の友人が遊びに来たときにつけて歩いてみたい(笑)。

通訳案内士の制度はすっかり変わってしまい、2018年以前の資格取得者はまず1回講習を受け、その後は5年に1度講習を受けなければならなくなりました。とりあえず1回目の講習は終わらせていますが、今後の講習は(有料だし)少々おっくうです。

アジアからの観光客がどっと増えた頃、世の中では通訳案内士の需要が増えると言っていたし、私も「仕事忙しいでしょう」とよく言われましたが、実際にはそんなことはありませんでした。団体旅行には闇ガイドがつきますし、個人旅行でも、中国人はお金を出してガイドを雇うという発想はあまりありませんから。最近は、ホテルもお店も、中国人従業員を雇ったり、中国語の張り紙を作ったりしてなんとか対応できています。

それに、そもそもガイドなど雇わなくてもSNSの情報で旅行ができてしまいますから、通訳案内士という仕事自体が必要のない時代になったと思います。私は職業としてガイドをやることはもうないでしょう。

まだ中国語を仕事にするとは考えていない学習者だった頃、通訳案内士試験にチャレンジするかどうか迷っていたら、先輩に「受けなさいよ。資格は荷物にはならないわよ」と言われました。でもお金をかけて講習を受けなければ維持できないなら、荷物といえなくもないですね。

講習なんて受けず、資格を捨ててもいいんですが、せっかく勉強して合格したんだし、やっぱり捨てられない気持ちもあります。外国語関連では唯一の国家資格なので、中国語で仕事をしていれば、実力の証明にもなることもあります。きっとバッジも買うし、重い腰を上げて講習も受けるでしょう。観光庁の思惑にはまっている気もしますけどね。

BGMにOblivionを聴く

翻訳作業をしているときには、基本的に音楽は聴きません。特に歌詞があると、たとえ知らない言語でも頭がぐちゃぐちゃになります。歌詞がなくても、知っている曲はメロディを追ってしまって集中できないのでダメです。

普通はしーーーんとした状況で仕事をしているか、あまりに音がなくてさみしいときには雨の音をYoutubeで聴いています。

でも翻訳ではなくて、ほかのことで書類を作っているとか、ファイルの整理をしているとか、あまり根を詰めない作業では音楽を聴くこともあります。それでもやっぱり歌詞があるのは好きじゃないんですけど。

最近はまりにはまっているのがアストル・ピアソラのOblivionです。Youtubeで探すとすごくたくさんあるので、片っぱしからリストにしてシャッフルして聴いています。同じ曲なんだけど、楽器によって、アレンジによって、すごく表情豊かで、全然飽きません。

中でも一番気に入っているのはこれ。曲もいいんだけど、ダンスがものすごくセクシー。女の人はともかく、男の人はそこらのおじさんみたいな感じなのに…真っ昼間からこのセクシーさは反則でしょ…周りの人、よく平気でお茶なんて飲んでられるわね…と見入って手が止まってしまうので、要注意です。