サイトリニューアル SQLのこと

もう1つのポイントは、SQLです。

ロリポップは一番安いエコノミープラン(昔はコロリポと言ってた)を使っていました。テキストメインだし、アクセスが殺到するサイトでもないし、それで十分でした。

問題はwordpressを導入するのに、このプランではMySQLが使えないということ。でも、代替としてSQLiteを使うことはできるので、SQLite Integrationというプラグインを使ってデータベースを構築して運用していました。

ところが、このSQLite Integrationの更新が止まってしまったのです。しばらくすると、サイトそのものが閉鎖されてしまいました。更新されないプラグイン、セキュリティが心配です。それにwordpressはひんぱんにバージョンアップしています。更新の止まったプラグインではいつか対応できなくなるかもしれない。かといって、プラグインなしで自分でSQLiteを運用できるほどの知識はない。

それから実は、先日まで使っていたテーマに変えてから、ブログの投稿をするとき、エラー表示が出て、なかなか進まないことがあったのです。動きがあっておもしろいテーマで気に入っていたのですが、けっこうサーバーに負担のかかるものだったのかもしれません。たいしたブログじゃないとはいえ、さすがに10年以上やっているので、そこそこコンテンツがたまっていて動きを重くしている可能性もあります。これだけの問題があるのですから、もう移行すべきだと思いました。

調べると、同じようにSQLiteから移行した人の情報がけっこうあって、どれも「たいへんだった」と書かれていたので、覚悟していましたが、思ったよりすんなりできました。備忘録として手順を書いておきます。

1)ダッシュボードからxmlをエクスポートしてバックアップ(重要)
2)FFFTPでサイトのファイルごとダウンロードしてバックアップ(重要)
3)ロリポップでプラン変更(しばし待つ)
4)新しいサーバーにwordpressをインストール(ロリポップのサイトで簡単にできました)
5)1)のxmlファイルをインポート
6)FFFTPで写真・プラグイン・テーマをアップロード(このとき、FFFTPは新しいサーバーに接続)

途中、ちょっとつまづいたところもありましたが、無事に終了。テーマを変えて、とりあえず旧URLで公開できるまでになりました。

7)独自ドメインを設定(しばし待つ)
8)SSL化(しばし待つ。ここが一番待ちました)
9)サイト内のリンク(写真など)を新しいURLに紐付ける(プラグインSearch Regexを使いました)
10)旧URLから新URLに跳ぶように設定(プラグインSimple 301 Redirectsを使いました)
11)新URLでメールアドレスを作って設定

おおがかりなリニューアルになるかと思いましたが、ほぼ1日で終了。写真が取り込まれてないとか、リンクが切れてるとか、細かい問題はあるかもしれませんが、時間のあるときに少しずつチェックしてみます。

テーマは以前使っていたFirstに戻しました。いろいろ試しましたが、これが一番落ち着いていて使いやすい。最初に作ったブログのイメージに近くて好きです。今回はヘッダーで写真をランダム表示しています。写真は徐々に増やす予定。

この話、もう少し続きます。

 

サイトリニューアル 独自ドメインのこと

飽きっぽい性格で、しょっちゅうサイトのデザインを変えているので、もし見てくれている方がいたら「またか」って感じだと思いますが、今回は真面目にリニューアルしました。

ポイントは2つ。

(1)独自ドメインを取った
(2)サーバーの契約を変えてSQLiteからMySQLにした

理由はいずれもセキュリティです。

最近、サイトの安全性に関して「常時SSL化」というキーワードを目にするようになりました。インターネットには詳しくないのですが、まあこれをするとサイトの安全性が高まるということですよね。

翻訳の仕事はほぼ100%インターネット経由なので、セキュリティは気になります。対策はしていますが、サイトを作っているパソコンと仕事をしているパソコンを分けているわけではないので、サイトも万全にしておいたほうがいい。

それで調べてみると、「常時SSL化」は独自ドメインのサイトでなければダメなのです。以前のURL「old.raindrop.jp」の「raindrop.jp」の部分はロリポップのもので、私に権利がないというのが問題のようです。独自ドメインはあればいいけど、なくても困らないというのがこれまでのスタンスでしたが、事情が変わってきました。

さらに調べていると、聞き捨てならない意見に遭遇。

もしほしいドメインがあるなら、さっさと取らないと、誰かに取られるかも。

これは考えなかった。「旧雨」は私の造語ではなく、ちゃんと出典があります。中国の詩に興味がある人、杜甫の詩を知っている人なら目をつける可能性はあります。

それで見てみると、なんと「oldrain.com」はもう取られていました! ビックリ!

取られていたのは1つだけでしたが、oldrainに目をつける人がやっぱり世の中にいるのです。別に独自ドメインじゃなくてもいいもんなどと言わず、取ろう。その場ですぐ取りました。

そんなわけで、URLが変わりました。以前のURLからも跳んできますが、ブックマークしている方がいたら、こちらにお願いします。

oldrain.net

この話、続きます。

仕事は友だちから

通訳を始めたころ、ペアを組んで一緒に仕事をした通訳者仲間がいます。とても優秀で、人柄もよくて、自慢の友人でもあります。

彼女が大口の翻訳を受注するために会社を立ち上げたのだそうです。私に登録翻訳者になってほしいと連絡がありました。ベテラン通訳者・翻訳者なので人脈は広いし、優秀な人材をいっぱい知っているはずですが、私に声をかけてくれたのです。うれしいことです。

翻訳者を目指す人がどうやって「初仕事」を取るかについて話すことがありますが、友だち(知り合い)に紹介してもらうっていうのが案外多いんじゃないかなあ。という私も、最初の何件かは全部知り合いからの紹介でした。

中国語翻訳者としてお金をもらった「初仕事」は、英語翻訳をやっていた知人からの紹介。中国と取引している会社で、やりとりはいつも全部英語なんだけど、ある時送ってもらった資料が中国語版しかなかったので、訳してもらえないかというものでした。A4で1枚半。急ぎではなかったので、1週間くらい何度も考えてやりましたっけ。

トライアルに合格して本格的に仕事を始めてからも、ときどき友人からの紹介仕事というのはあります。中国語や翻訳の学習仲間はもちろん、友人・知人とは連絡を絶やさないようにしようと思います。

展示会の仕事

1月2月はシーズンなんでしょうか。たてつづけに展示会の仕事をしました。「バイリンガルスタッフ」という名前ですが、実際にはいろいろな仕事がありました。

展示会の仕事は以前にもやったことがあります。企業ブースを1つ割り当てられ、来たお客様に商品の紹介をしたり、質問に答えたりするときの通訳をするのが基本。事前に担当企業を聞いてホームページを確認し、主力商品や当日出展される商品の情報があれば説明に使いそうな単語をリストアップして準備します。

でもそこから先、当日の様子はいろいろです。たとえば今回いくつかやった展示会のうち、1つは完全に「販売員」でした。扱っているものが大量生産品ではなく、1点ものだったので、必然的にそうなりますね。金額交渉やお金のやりとり、商品に対する細かい質問が多く、気疲れしました。

別の展示会は完全に企業の周知と製品の紹介だけ。会社の所在地とか、対応できる業務の範囲とかが多かったです。ただ、製品は専門的なものだったので事前勉強がけっこう大変でした。

スタッフへの待遇もいろいろ。完全に立ちっぱなしのところもあれば、「人がいなかったら座って休んでね」と言われることもあれば、勝手に座っちゃっても気にしない会社もある。お昼休みもブースに人がいなくならないよう、1人ずつ時間を管理する会社もあれば、午後3時すぎてもお昼休みの声がかからない会社もある。あとでわかったのですが、自分で様子を見ながら勝手に行けばいいので、声をかけなかったらしい。最初に言ってよ。

もう1つ。ある展示会で、できる外国語を書いたカードを胸につけたんですが、たいていはそんなものはありません。こっちで中国語圏らしい人を判断して声をかけるのですが、なぜか中国語で声をかけると機嫌が悪くなって英語で返してくるお客様もいて、なかなか難しいなあ…と思っていたのですが、ふと思い出して、以前札幌商工会議所でもらった「語学バッジ」をつけてみることにしました。


小さいですし、バッジばかり気にしている人もいないので、てきめんというわけではないですが、声をかけたら顔とこのバッジを見て「中国語できるの」と言ってくれたお客様がいました。思いつきでつけてみた結果はまあまあです。

調べてみると、「外国語話せますバッジ」って市販されているんですね。これは「SAPPORO」と入っちゃってるので、市販のを買ってもいいかなと思ったんですが、中国の国旗がついていてNG。中国語を話すのは中国の人だけじゃないので。

化学の翻訳

久しぶりにまとまった量をいただきました。

化学の翻訳は好きな仕事です。文章の主述関係とか修飾関係がクリアで迷いようがない。薬品名は中国語→英語かCAS番号→日本語で見つかる。立ち止まらずにサクサクと訳せて気持ちいいです。

迷うとしたら、1つは、日本語の薬品名が複数あるとき、どれを採用したらいいのか? たぶん専門家には専門家の「ふだんの」呼び方があるんだろうなあ。業界の人に聞けばわかるかもしれないし、「それは自分の専門では使わない薬品だからわからない」と言われるかもしれないし。などと考えつつ、たいていは近くにある単語と一緒に検索をかけて、よく使われていそうなものを選択するようにしています。

もう1つは、動詞。たとえば、「溶ける」がいいか、「溶解する」がいいか? 意味は同じなんですけど、その業界で標準的に使われる言い方ってあると思うので、意外と気になります。それも関係のありそうなサイトをうろうろして、どっちを使ってるか、あれこれ見て決めます。

正確に訳せていればそこまで気にしなくていいのかもしれないですが、やはりその分野に合った文体にしたいなあと思います。一番いいのはその分野の文章を山ほど読むことなのでしょうけど、化学や薬品専門の翻訳者になれるならともかく、それほど仕事量のない中国語では趣味の域になってしまいそう。

まあ、山ほど読まないまでも、英語なら参考にできそうな本がありました。時間ができたら読もう…と思いつつ、納品したら忘れちゃうんだろうなあ。

英語医薬論文の読みかた・訳しかた 新訂版


まずはこれから!医薬翻訳者のための英語