通訳翻訳フォーラム2020が開催されます

日本会議通訳者協会が8月にオンラインでフォーラムを開きます。

この協会、「会議通訳者」とついているので縁がない気がしていたのですが、今回のフォーラムの内容を見ると中国語通訳や翻訳についての話題もあり、広く通訳・翻訳全般が取り上げられています。

オンサイトのフォーラムだと敷居が高くて、たぶん行かなかったと思いますが、オンラインならば参加しやすい。さっそく申し込みました。6月20日までなら早期割引があります。

顔を合わせなければできないことがあって、顔を合わせるメリットってあると思いますが、オンラインにもオンラインなりのメリットがあります。それを一番享受するのは私のような通訳・翻訳業界の末端にいる人間や、地方の人。私も地方にいたのでわかります。地方からの参加者、きっと多いと思う。

今後もずっと、とは言いませんが、ときどきオンラインでやっていただけるとありがたいです。

漢文の勉強は一段落です

漢文ひとり学び』の勉強を終えました。

高校の漢文のように句型を覚えて、それをあてはめつつ読むというやり方ではなく、訓点は一切出てきません。でも、書かれていない訓点を想定しつつ読んでいることがあるんです。若い頃たたき込まれたことって、忘れていないものです。

かと思えば、そのまま中国語読みして理解していることもありました。つまり、漢文(中国語の古文)を読むとき、漢文と文言文それぞれの断片的な知識を総動員しながら読もうとしているということですね。

翻訳している現代中国語の文章の中に、古文らしき言い回しの引用が出てきた場合、訳文に漢文の読み下し文を入れることが多いと思うので、読み下せるようになれたらいいなということで復習していたのでした。

でも今回ひととおり復習して、簡単に読み下せるようにならないことがわかりました。でも同時に、この本と漢和辞典を頼りにすれば、皆目見当がつかないこともなさそうです。というより、ここからいろいろな漢文を読んで訓練していくものなのですよね。

最後の課の課題文が思ったより読めたのと、漢文の訓練を本格的にする必要が今はあまりないので、これで一段落にしようと思います。忘れていた高校時代の知識を思い出せたり、現代中国語文法と関わる部分がわかったり、漢文の読み下し文が日本語の古文と同じではないことを知ったり、いろいろな発見がありました。

それから、漢和辞典は絶対あった方がいいと思いました。以前1冊持っていたのですが、いつの間にか処分していました(たぶん引っ越しの時)。探すとその新版が出ていたので、注文しました。以前は気づきませんでしたが、辞書の最後の資料編にも漢文についての説明があります。

全訳漢辞海 第四版
全訳漢辞海 第四版 (日本語)
戸川 芳郎 (監修), 佐藤 進 (編集), 濱口 富士雄 (編集)


中国語検定協会の学習サイト

仕事がすっかりなくなってしまいました。完全に解放されたらせいせいすると思っていたのですが、いざそうなってみるとどうやって時間をつぶそうか、悩みますね。

あらゆる行事が中止になっているので、今年の試験はどうなるだろうと、久しぶりに中国語検定のサイトに行ってみました。すると、オンライン学習支援ということで学習コンテンツがアップされているではないですか!

内田慶市先生の中国語のすすめ、中国語学概説、文化交渉学概論。加藤徹先生の中国語発音学習教材。ほかにも学習サイトへのリンクがいろいろあります。

今、漢文の復習をしていて、中国語文法もさらいたいなあと思い始めています。文法書を改めて読むのはおっくうだし、何か方法はないかと思っていたので、これはうれしいです。

中国語学概論は「第1回 中国語はどういう言語か」から、「第12回 文化の翻訳」までタイトルが表示されているので、どんな内容かわかりますが、文化交渉学概論は「第一講」「第二講」……とあるだけで、内容が想像つきません。なんだかわくわくします。

時間はたっぷりあるので、「中国語のすすめ」から1つずつ勉強していきます。

すごい参考書を手に入れました

近くにブックオフがあります。図書館よりだんぜん近いので、ついつい行ってしまいます。ネットで本を買うのも悪くはないけど、「こんな本があるんだ」という思いがけない発見は、実際に本がたくさんある場所でないとできません。

今日も買い物ついでに寄ったんですが、すごい参考書を手に入れてしまいました。

新国語総合ガイド
新国語総合ガイド (日本語)
樺島忠夫 (著), 井筒雅風 (著)


要するに、高校の国語の参考書です。「古典編」「現代文編」「漢文編」「国語表現編」に分かれ、それぞれの時代背景、有名な文学作品、作家、日本語…などなどについて、網羅的に解説している本です。

といっても、決して浅くありません。漢詩の項では、しばしばスルーされてしまう平仄についても(簡単ですが)ちゃんと説明されています。

全ページカラー。たとえば「枕草子」のすさまじきものやうつくしきものの絵だとか、「こころ」で先生が歩いた本郷のルートだとか、五丈原や赤壁の写真だとか、いろんなものが図解で載っています。言葉だけ、上っ面だけでなく、書かれているものを現実のものとして見ることができます。

以前、『翻訳地獄へようこそ』という本を読んだときに「The London Encyclopaedia」という本が紹介されていたのですが、これも日本語日本文学について、同じように使えるかもしれません。

願わくば、中国語でこういう本があったらなあ。でも、この本の「漢文編」だけでもかなり参考になりそうですし、ぱらぱら見るだけでもおもしろそうです。

 

昔の野望を思い出しました

コロナウイルスの影響で仕事がほとんどなく、家に閉じこもっているわけですが、本を読むのも、映画を見るのも、中国語を勉強するのも飽きて、何か別のことをしたくなってきました。

そこでむくむくと思い出したのが、「また論文を書きたい」。ここ数年、目の前の仕事を片付けるのに必死で、そんな時間も心の余裕もなく、あきらめたつもりでいましたが、こうやって思い出したところをみると、やっぱりあきらめてはいなかったようです。

過去のネタ帳を引っ張り出し、関連する本を図書館で借りてきました。どこでどんな形で実現するか、また忙しくなってつぶれてしまうかわかりませんが、当面は時間がありそうなので、あれこれ模索してみようと思います。結局つぶれたとしても、どうせヒマを持て余しているので。