音読はじめました

中国語

10月は息もつけはいほど忙しかったのですが、12月に入ると少し手が空きました。年末に向かってまた忙しくなるかなと思いますが、時間ができるとじっとしていられないたちなので、久しぶりに音を使って中国語をやろうかと思いつきました。

今、「NHKステップアップ中国語」を楽しく聞いていて、若干刺激を受けたのかもしれません。

使っているのはこのテキストです。

東方書店
田 芳 (著), 安 明姫 (著)

 
 
まずはテキストを見ないで音声を聞きます。だいたいの文は1回で、ちょっと込み入っていても2~3回聴けばわかるので、負荷が高すぎなくていいです。

実は「HSK6級 読む聴く覚える2500」も買ったのですが、音声を使った練習に使うのには、長いし、ちょっときついんですよね。でも音源を聴いてみたら、文自体も、読み上げる声も私好みだったので、もう少し簡単なのがあればいいなあと思っていたところに1300が出版されたので、すぐ買いました。

ちなみに2500の評価で「文が説教くさい」というコメントがありましたが、中国の文章って基本、何でも説教くさいですよね。逆にそれが中国らしい、これまでずっと接してきた中国の文章だと感じられて落ち着く、というのが私の感想です。テキストって案外相性がありますね。

さて、意味を取ったら、テキストにある穴埋めをやります。また音源を止めずに聴きながら埋めていきます。だいたい2~3回聴いて埋まります。この時、聴き取れていなかった単語がなかったかをチェック。たまにあります。

その後、まず(1)オーバーラッピングします。聴きながら同時に読んでいくやつ。本はずっと見ているのではなく、時々目を離したりすることもあります。

(2)音読します。音源は使わず、文を見て読み上げるやつ。オーバーラッピングがとてもうまくいったら、音読はしません。するなら、なるべく音源と同じくらいのスピードになるようにします。

(3)シャドウイングします。ノイズキャンセリングヘッドホンあるといいです。

(4)リピーティングします。使っているのはiPadのアプリRepeteです。

Repeteはあちこちで紹介されていて、評判がいいので、使っている人も多いと思います。mp3を使い、音源の無音部分(文の切れ目)を自動で検知し、その前の部分をリピートできるようにしばらく止まっていてくれるアプリです。無音部分の検知時間を長めに設定すれば、長いフレーズをリピートすることになります。止まっている時間は、秒数で指定することも、前の(リピートすべき)フレーズの長さの倍数で指定することもできます。私は今、検知時間0.3秒、止まっている時間1.2倍に設定していて、今のところ、これがちょうどいいです。

以上4種類を組み合わせて最低10回は文を読むようにします。それぞれの回数は厳密に決めてなくて、合わせて10回、というふうにアバウトにしています。

楽なのは音読とシャドウイング。きついのはオーバーラッピングとリピーティング。特にリピーティングはめちゃくちゃきつい。なので、ついついやらなくなっちゃいますね。

よく英語学習サイトでは最低30回読みましょうと言っていますが、そんなに時間取れないし、エネルギーもないし、ただ口を動かしているだけになっていくので、集中して10回。でも10回休まずに口を通すと、それだけでも十分いい練習になります。私にはこれくらいがちょうどいいです。

そうそう、これをやり始めて気づいたんですが、こういうテキストの音源って、読むスピードがだんだん速くなっていってませんか?特にオーバーラッピングしていると感じるんですが、最初はわりとゆっくり読み上げているのに、最後の方は全く追いつかないくらい速くなります。感じるだけなのかもしれませんが、どの課も最後はひぃひぃ言いますね。

以前は通訳のために耳と口の準備をしておこう、と気負ってやっていたのですが、無理ならやらなくてもいいんだけどね~というスタンスでやるのは、案外楽しいです。基本、音を使った練習は好きなんですね。よほど忙しい日は別にして、続けようと思ってます。

 

 

 

 

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