街まで買い物

やっと雨があがった。そして、とても寒くなった。

教室は1階で冷えるので、授業開始後の対策としてぜひひざかけがほしい。学校近くはスーパーも市場もひざかけそのものが売ってなかったので、今日は朝ごはんを食べたらすぐ鐘楼へ行くことにする。

私の中では、鐘楼近くのデパートは、西北側地下の世紀金花が東急本店、東南側の開元商場が東急東横店のイメージだ。(渋谷を知らない方、すみません)

出だしが早かったので東横店は意外とすいていた。エスカレーターで子どもをかきわけつつ登っていくと、6階のふとん売り場のそばにひざかけがあった。おお、これは私の希望にかなり近い。ものも結構よさそうだ。しかし、値段を見ると368元していた。

……。

甘かった。東横店を甘く見ていた。さいふに60~70元入っていたので、それに200元足してOKだろうと思って出てきたのだ。どうころんでも買えない。東横店でこれなら本店はもっと高いだろう。出直すしかない。

しかし、せっかく鐘楼まできてそのまま帰るのはシャクなので、西安のアメ横、化覚巷へ行くことにした。相変わらずボル気満々のお店の前に、英語やらロシア語やらスペイン語やらを話す人が群がっている。観光シーズンなのだ。アメ横ではひざかけに使えそうな大きめのストールを売っているところもあった。しかし、五星紅旗色で明らかに化繊のペラペラだ。一瞬、中国にいる間だけこれで間に合わそうかと思ったが、いいのを見たあとだとやっぱり買う気にはなれない。先にこっちに来なくてよかった。

それにしても、さいふにアメ横ストールしか買えないお金を入れて東急東横店に行ったのはかえすがえすも不覚だった。やや落ち込みつつ、揚げたて柿子餅(5角)を買い食いして帰った。

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コメント

  1. こつぶ より:

    cowleyさんには気の毒ですがなんかおもしろかったです!まず、こどもをかきわけってのが。多いですか?渋谷も知りませんがそこもおもしろかったです。もし、こっちだったら、フリース布を切ったらそれでOKでわりと安いかも

  2. cowley より:

    こどもは多いです。1人っ子のはずなのに。あとは、日本のこどもに比べて中国のこどもはちょろちょろ動き回るので、たくさんいる気がしてしまうのかもしれません。よく市場の中にこどもの体操服入れを作るような木綿は売ってますが、スカート用のウールとかフリースとかはついぞ見ません。やっぱ、ひざかけなんてぜいたく品なんですね。

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