蜜蜂と遠雷

こんな本読んだ
著者 : 恩田陸
幻冬舎
発売日 : 2016-09-23
情緒的なことばや表現が多いんだけど、全体としてはベタベタせず、乾いた感じの文章。
ピアノコンクールとしては疑問に思う設定もあるんだけど、若い人の成長物語なのだから、まあそれもありかと。
とはいえ、成長物語としては分散してしまった感じだし、ピアノコンクールの修羅場を描くには淡々としすぎてしまった感じがする。
キャラクターもつっこみが足りない。こんなに個性的な人がいるのに、天才なのに嫌味じゃなく、はめをはずさないマサルが一番魅力的に感じてしまう。優勝してよかった。
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